ラップトップでユメ語ろう

ラブライブ!シリーズの話題を中心に自分語りや感じたことを書き留めていきます

『スクスタ20章』問題について

タイトルの通り、今回の話題は火中の「スクスタ20章」です。

 

 

 

まさか内心

(二度と更新しないかな…)

なんて思っていたこのブログをこんな()話題でまた開くことになるとは、書いてる私が一番びっくりしてるんですが…

※初見の方に補足:このブログはラブライブ!フェス後から10カ月ほど放置されてました

 

Twitterの方で感想書こうにも長すぎるし、かと言って何も言わないのも自分としてはなんかアレなんでここを活用することにしました。

 

Saint Snowの1st GiGを約12時間後くらいに控えてるんで正直早く寝たいのでDazzling White Town聞きながら、手っ取り早く書き連ねていきます。

レッツセイントスモー!

 

 

 

はじめに

スクスタの20章が配信されたのが10月31日、そして今が11月7日

もう配信から一週間くらい経っていて、私は「なんだかよく分からないけれど20章はとにかくヤバくてそびえたつクソみたいなシナリオらしい」という前情報”のみ”をもとについ先ほど30分前くらいに問題の20章を読破しました。

 

また、配信から一週間経ってやっとストーリーを読むという行動からもお分かりいただけるように、私はそこまでスクスタに対しては力を入れてる人間ではありません。

 

毎日ログインしてデイリー課題もらってるくらいにしか遊んでません。そしてここまでのメインストーリーは全スキップ…では無いですがセリフを読み終えたら最後まで聞かず流して進める、というスタイルでやってきています。

 

つまりこれからの文章は

①周りからの酷評をずっと聞きまくって

②スクスタにそこまで本気じゃなくて

③これまでのストーリーの内容は知ってはいるけどかなり曖昧

という三拍子揃った人間が書いてるので、そこはご承知願います。

 

少々長い前置きでしたが本題に入ります。

 

 

率直な個人的感想

んー?そこまで叩かれる内容なの…?

 

これが一番最後まで読み終えたときに最初に頭に浮かんだ感想です。

 

私のTwitterのTLでは毎日この20章に関する罵詈雑言が飛び交っているので、一体どんなクソシナリオなんだ…とかなり身構えて臨んだのでこうなったのかなとは思います。

でもしかし、もし自分が前情報や評判を何も頭に入れないでこの「20章」に臨んでもそこまで悪い印象を抱かなかったんじゃないかなと思うのです。

 

 

シナリオの”流れ”

今回のお話は

17章で留学に旅立った「あなた」が帰ってきて、

なんだかよく分からないけど同好会の仲間が三人も知らない中国人が作った『部』なるものに寝取られてて

しかも自分の同好会もよく分からない権力によって活動を封じられてていて、

抵抗してみるも結局仲間がまた一人離脱してしまう

という感じの内容です(かなり雑ですがおにいさんゆるして)。

 

細かい内容は取り敢えず置いといて、私はこの一連の流れを一章という短さでやったことに対してまず軽く感動を覚えました

 

Season1は栞子がさまざまな出来事を経てスクールアイドル同好会に加入するお話でしたが、正直に言うとめちゃくちゃ長かった。そう思った人は多かったはずです。

 

「こいつどうせ加入すんのにいつまでごちゃごちゃやってんだよ~」と内心思った人は私だけじゃないはずです。

 

私はストーリーを半スキップで進めていると先述しましたが、その理由は大きくここにあります。

 

 

スクスタのメインストーリーは冗長なところがとにかく多いのです。

 

 

断言してしまいましたがおそらくそれは事実で、Season1ではお前らいつも会議してんなと言いたくなるほど3グループ合同会議をし、そこまで支援すんならもう早く同好会入っちゃえばいいのにと思うほど栞子はあなたちゃんを手伝い、そしてなにより無駄な会話がこれでもかというほどに多い

 

その会話いる?となるようなどうでもいい会話が毎回挟まれ、その度にゴールが遠のいていく。そんな歯がゆいノロノロ進行にとうとう我慢できなくなりいつからか私は半分スキップでストーリーを進めていました。

 

20章を見る前にやっていなかった18,19章も進めたのですが、そこでもその冗長で話がながーく引き延ばされていました。そのしょうもないドッキリいいから早く話進めてくれや、と画面をひたすらタップしたものです。

 

と、そんないつもはクソ長いスクスタのストーリーが今回の20章では(今までよりかは)すっきりとしていた。そんな印象を強く受けました。

 

別にそこまで集まる必要なくない?と言いたくなるほどに開催されていた3グループ合同会議も、今回はすぐに終わってしかもストーリーの進行上に於いてもそれなりに重要な役割を果たしていました。

 

これがいつもの流れだとまるまる一話を前章の合宿の思い出語りに使ったり、ランジュ(新キャラ、先述の「知らない中国人」)とあなたちゃんのまわりくどい会話にまるまる数話使ったり、とやめてくれよ…と投げ出したくなるような目も当てられないものになっていたはずです。

 

なので私はテンポの良い進行をしてくれただけでも感動を覚えたのです。

 

 

ストーリーの展開

しかし物語により重要なのはその内容です。

どんなに短くまとまっていても中身が残念だったら何とも言えません。

 

今回ラブライブ界隈が近年稀に見るほど(あくまで主観)"炎上"しているのは20章のその内容にあります。

 

先述の通り、留学から帰ってきた「あなた」=プレイヤー自身を待ち受けていたのはよく分からない状況。そしてそれが順々に説明されていき本題に入っていく…というのが今回の展開ですが、やっぱりキャラの扱いが雑という指摘は免れることが出来ないのは事実です。

 

Diver Divaの2人があまりにもあっさりと悪堕ちしてたのはえぇ…と言わざるを得なく、「私の幼馴染がすいません…」と謝るだけの栞子にはいやそこはお得意の生徒会長権限でどうにかしてよと言いたくなります。

 

 

Diver Divaの2人は言ってることは一見筋が通っていて、ああ理由はそうなのねと一応は納得できる(少なくとも私は)のがまたタチが悪い。

 

2人とも各々がスクールアイドルをはじめた”きっかけ”というものに則っての行動を取ってはいるけども、愛と果林が自分のためにいとも簡単に同好会を捨てる様な人ではないことを私たちはSeason1を通して知っている。

 

2人がこれまで切磋琢磨して友情を育んできた同好会から、突然出来た『部』に移るという大きな決断をするに至ったその感情があまりにも蔑ろにされている。

 

それが20章が大きく不評を買っている一因ではないでしょうか。

 

 

そして栞子。

私は栞子の加入にはバンザイして喜び、あわよくばアニメの方にもチラッと出てこないかな…なんて軽く期待しているのですが…それにしても今回の栞子はちと酷い。

 

あんなにあの手この手を駆使して権力の限りを尽くして同好会を潰そうとしていたのに、『部』の横暴を止められるだけの力を持っているはずなのに、それをしない。

 

『部』を設立した新キャラ、ランジュは栞子の幼馴染ということは話の中で明かされていますが、彼女は幼馴染だからといってその暴走を何もせずに見ているだけの生徒会長ではないはずです。

 

だとしたらもっと上の権力が働いていて忖度してるんじゃないの、となるけどもそんなモ〇〇ケ問題じみた時事ネタを突っ込んでくるほどラブライブ!シリーズは社会風刺を利かせる作品ではない。

 

ラブライブ!に出てくる大人はそれなりにまともな人々だろう。

 

それがいきなり自分の娘(ランジュの母親は虹ヶ咲学園の理事長)だけを優遇するようなクソ人間を出すほどのストーリーに成り果てるのだとしたら、大きな衝撃だ。

 

 

そしてすべての元凶、ランジュもこれまたいろいろな意味で酷い

 

今までかなり彼女のした所業を書いたが、ここまで明らかに悪役にされては初出時は同じく悪役キャラだった幼馴染もびっくりだろう。

 

これはランジュというキャラクター自体よりもそれを動かすシナリオの方に大きな問題があると言わざるを得ない。

 

ここまでヘイトを集める必要があったとは私は思わないのだが。

 

 

と、かなり強めの口調で書いてしまいましたが素直に申し上げますと、確かにかなり難のあるシナリオであることは事実なのですが、私は初見時あまり気にならなかったのです。

 

それは、「ふーん、今度はこの悪役が更生するのね」と見え見えな展開を確信してしまったからです。

決して「先読みできるオレカッケー…」と空しい主張をしたいわけではなく、その展開のためにキャラが動かされてるんだなぁとただそう感じたのです。

 

スクスタ内の栞子のキズナストーリーが表示されているところ(語彙力)にこれから新しい同好会メンバーが追加されていくことは最早周知の事実ですが、その追加メンバーの一人がこのランジュという子なんだなという先読み可能なガバガバ展開。

 

20章最大の欠陥(敢えてこう表現します)はそこにあります。

 

 

この見え見えな展開に”持っていく”ために、新キャラと既存キャラたちが無駄に浪費されてしまった。そのためにこんな大きな騒動にまで発展してしまった。

 

そうではありませんか?

 

 

「裏切り」

20章問題の主題はおそらくこの一言に集約されます。

 

じゃあ、愛と果林と栞子と、そしてしずくは”裏切った”のか?

 

私はそうは思いません。

 

各々が思うところがあってあんな状態になってしまった。

現にストーリー上でははっきりそう明示されてますしね。

 

しかしそれを読者に伝える過程で問題が生じた。

つまりとても簡単に、言葉を選ばずに言ってしまうと、

 

 

「脚本の出来が悪かった」

 

 

それだけです。

 

 

 

しかし私にそれを責めることは出来ません。

 

だって私も

ランジュをそこそこに悪いキャラに描いて、なおかつ自然と四人を『部』へ転部させて、そこから和解に持って行って、最後は「あなた」とランジュが幸せなキスをして終了…

なんてストーリーは書けません。

 

そして加えてこのストーリーはランジュが仲間になるという感じを徐々に出さなきゃいけない。もっと言えばその途中でµ'sとAqoursもうまい感じに絡めなきゃならない。

 

無理難題です。ミレニアム問題です。勲章者です。

 

 

だから最初から素直にスクフェスの上位互換を作っとけばよかったんだよなぁ

 

 

私が言いたいのは以上です。

無問題ラ!

ラブライブ!フェス ~スクールアイドルの"これまで"と"これから"~

はい、どうも

 

"放置王"こと、のぞよしこでございます。

 

はてなブログから早うブログ更新しろよ、という半ば脅迫に近いメールがスマホに直接送られてきたので怯えながらPCに向かってこれを書いております…

 

まあというのは冗談なんですが、

別に書くのちょっと面倒だとか、もう今更書いてもなぁ、とかそんなこと思ってませんよ?ほんとだよ?(璃奈ちゃんボードにっこりん^^)

 

…実を言うと本当に書かんくていいわと半ば思って流そうとしていたこのフェスの感想ですが、書かなくてはいけない事情が出来てしまいました。

 

ということで今回は大きくふたつのトピックを扱いたいと思います。

といっても肝心のフェスの方はもうあまりにも多くの人たちによって話題にされ尽くしているので一曲一曲に文字を割いて振り返る、ということは致しません。

あくまで要所を振り返り、そして全体を…といった形を取らせていただきます。

 

それでは前置きはこれくらいにして、今回も書き連ねていこうと思います…

 

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ラブライブ!フェス

9人からはじまった夢、永久に…

 

色々な意味で想像の斜め上、いやその遥かに上を往った1/18、19のラブライブ!フェス

 

勿論僕も両日参加しました。LVですがね。現地はどう考えても無理ですハイ。

 

LVでもまさに"とんでもない"ライブだったこのラブライブ!フェス。セトリがもうなんか凄まじいものでしたね…

 

<Day.1>

01.未体験HORIZON / Aqours
02.TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
03.夢への一歩 / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
04.ドキピポ☆エモーション / 天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)
05.眠れる森に行きたいな / 近江彼方(CV.鬼頭明里)
06.Starlight / 朝香果林(CV.久保田未夢)
07.Love U my friends / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
08.元気全開DAY! DAY! DAY! / CYaRon!
09.P.S.の向こう側 / CYaRon!
10.GALAXY HidE and SeeK / AZALEA
11.LONELY TUNING / AZALEA
12.コワレヤスキ / Guilty Kiss
13.Guilty!? Farewell party / Guilty Kiss
14.SELF CONTROL!! / Saint Snow
15.Believe again / Saint Snow
16.届かない星だとしても / Aqours
17.MIRAI TICKET / Aqours
18.青空Jumping Heart / Aqours
19.恋になりたいAQUARIUM / Aqours
20.君のこころは輝いてるかい? / Aqours
21.僕らのLIVE 君とのLIFE / μ’s
22.「ラブライブ!」 TVアニメメドレー / μ’s
僕らは今のなかで
No brand girls
START:DASH!!
それは僕たちの奇跡
ユメノトビラ
KiRa-KiRa Sensation!
23.Snow halation / μ’s

<Day.2 >
01.未体験HORIZON / Aqours
02.TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
03.あなたの理想のヒロイン / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)
04.Evergreen / エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)
05.ダイアモンド / 中須かすみ(CV.相良茉優)
06.めっちゃGoing!! / 宮下 愛(CV.村上奈津実)
07.CHASE! / 優木せつ菜(CV.楠木ともり)
08.Love U my friends / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
09.近未来ハッピーエンド / CYaRon!
10.夜空はなんでも知ってるの? / CYaRon!
11.トリコリコPLEASE!! / AZALEA
12.ときめき分類学 / AZALEA
13.Guilty Eyes Fever / Guilty Kiss
14.Guilty Night, Guilty Kiss! / Guilty Kiss
15.SELF CONTROL!! / Saint Snow
16.Believe again / Saint Snow
17.僕らのLIVE 君とのLIFE / μ’s
18.「ラブライブ!」TVアニメメドレー / μ’s
僕らは今のなかで
No brand girls
START:DASH!!
それは僕たちの奇跡
ユメノトビラ
KiRa-KiRa Sensation!
19.Snow halation / μ’s
20.届かない星だとしても / Aqours
21.WATER BLUE NEW WORLD / Aqours
22.未来の僕らは知ってるよ/ Aqours
23.HAPPY PARTY TRAIN / Aqours
24.君のこころは輝いてるかい? / Aqours

 と、こちらその凄まじいセトリですがどこから話せば良いのやら。

 

「最初はもちろん虹ちゃんだろうなートップバッター大変だなー」なんて安直に考えていたこの男は最初から目ん玉飛び出そうになったのですが、

最初に未体験HORIZONを持ってくる運営の英断。

 

まあ冷静に考えれば今のラブライブ!シリーズを最前線で引っ張るAqoursがトップバッターなのは容易に想定出来たんですけどね。

ここ最近歌い踊る三次元Aqoursを見ていなかった僕はここで、初っ端からやられたわけです。

 

それにしてもAqoursの進化はいつになったら止まるのでしょうか…

未ホラのPVまんまのあのパフォーマンスは本当に圧巻でフェスの開幕に相応しいものだったと思います。

 

ラブライブ!フェスへようこそ!!」

という言葉をAqoursの口から聞けたのが嬉しかったですね。

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羽がピョコピョコ動くの良いですよね

 

 

そしてお次は、虹ヶ咲のターン。

12月に見せてくれたあのTOKIMEKI Runnersからまた一段と大きくなったようなそんな出だし。そして僕はずっと大西さんを目で追っていましたね。

 

トキランが終わり、「次はLove U My Friendsで虹も終わりかぁ」と少し寂しく思っていたらあのチャンチャラチャラチャラチャン♪のイントロ…

 

僕としては全くの予想外の、まさかの虹ヶ咲ソロパート突入です。

一万人の前でのライブをちょうど一カ月ほど前に終えたばかりのあの子たちがSSAの三万人超の前であろうことか一人で歌うなんて…

絶対ないと思っていた展開に度肝を抜かれました。

 

そんな不安を一切無くしてくれたのが大西全肯定姉貴"夢への一歩"

 

1st時には緊張で震えに震えた歌声だったあの曲が、あの時の倍以上の人々を前にして、まるで1stが嘘なんじゃないかと思えるほどに素晴らしい出来でした。

そうしてあぁこれは大丈夫だ、と確信した僕はまた大西アングリー姉貴ウォッチングに戻ったわけです。

 

田中ァ!の豊かな感情表現を駆使したテレテレパシーに震え、

彼方ちゃんと一緒にお昼寝したくなり、

果林先輩のスクスタとのギャップにn回目の驚嘆をし、

前田佳織里によって人気の無い放課後の廊下に誘われ、

かと思えばエママと一緒にアルプスの草原へワープし、

間髪入れずにL・O・V・Eかすみん!と絶叫し、

愛さん村上奈津美のシンクロ率400%にまた目を疑い、

楠木ともりの可能性を最大限に引き出す優木せつ菜に感謝をする…

 

虹ヶ咲のみんながどれだけ練習したのか。どれほどの気持ちを持ちこの日に臨んだのか。

それがひしひしと伝わってくるパフォーマンスでした。

 

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9人曲なのに全員違う衣装、それによってかかるのは9色の"虹"

 

ここから先はDay.1とDay.2で展開が異なるのですが、とりあえずここでは流れに関してはDay.1準拠でいこうと思います。

 

やっぱり虹ヶ咲いいわぁという余韻に浸っていると聞こえてきたのはあの聞きなじみのあるヤァ!ヤァ!アーサカラゼンカイの音、そうAqoursユニット対抗戦の時のあのMIXです。

 

え?え?ここで?フェスで、このフェスの場でユニットを出してしまうのか!?

やってくれたなぁオイ!!!(大歓喜)

 

フェスという場でユニット曲をブチ込んでくる時点で最高にテンアゲなのですが、なんと選曲もまた最高にテンアゲなものに仕上がっていました。

 

もう当分聞くことが無いだろうと誰もが思っていたであろうBD特典曲。それをここで聴くとは思いませんでした。

 

"PSの向こう側"のイントロが流れた時の僕の言葉になっていないあの悲鳴によって恐らくドン引きしたであろう右の席のお兄さんゆるして。

 

本当に聞きたかったんですよね"PSの向こう側"CYaRon!最高峰楽曲だと思います。

そしてこれはCYaRon!曲全般に言えたことなのですが、演者3人の表現力。

これもまた進化していてAqours恐ろしい子となりました。

特にDay.2の"夜空はなんでも知ってるの"(これでも最初の鈴虫のところで雄叫びを上げました)、サビ前の斉藤朱夏さん「アッ…」という吐息が今回のユニットパートで群を抜いて素晴らしかった。すこ、優勝!(17ch)

 

また賛否両論あったDay.2、Guilty Kissの選曲ですが、完全に俺得でしたね。

あの並びは実現不可能だと思っていたのに…

AZALEADJタイムも過ごせたし、本当に素晴らしいセトリですよねぇ(うっとり)

 

 

そんな僕の高まりをまた一段階上へとアップデートしてくれたのは、

「敵は誰?」の声。

 

え何このクソカッコいいのは…

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あっ、ふーん(死を覚悟)

 

µ'sを除けばLV会場では一番声が出ていたんじゃないかと思われるSaint Snowパート。

この二人は本当に人の気持ちを高めるのが上手いですよね。

 

田野さんを久々に見てなんだか親戚の叔母さんに会った気がしました。

僕も関係者席で叫びたかったです。

 

後でまた触れると思うのであまり話しませんが、この二人を見てしまうとやっぱりあの三人も見たかったですよね…無理だとは分かっているんですがね。

 

Saint Snowの圧巻のステージが終わっても息を切らしている暇はありません。

鳴り響くのはAqoursを追ってきた者なら誰もが胸躍るあのイントロ。

 

そう、""です。

やっぱり入れてくれますよね、そりゃあねぇ、どおりでねぇ!!

 

Day.2のことも考えるとこの場で歌わなきゃいけない曲ナンバーワンですよ、これは。

 

このフェスで一番唸らされたのはAqoursµ'sの順番の入れ替えです。

とてもシンプルなことだけど、でも誰も思いつかなかった。

この操作を行ったことで同じ曲を披露しただけなのにあの二日間は全く違ったものになったと思います。

 

そしてその"順番入れ替え"に於いて最も重大な役割を担ったのがこの"届かない星だとしても"

 

ラブライブ!のライブは毎回何らかの形で曲に対するイメージを一曲変えてくるのですが、今回はこの曲がそれでしたね。

 

この後もAqoursは確かに進化はしていたし、素晴らしかったんですけど…青ジャンミラチケ恋アクHPTなど定番の曲の中でやっぱりこの曲はひとつだけ異彩を放っていました。

 

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ミラチケのこの伊波さんが揺れるところ好きなんですよね

 

 

そして遂にやってきたこの瞬間。

来るとは分かっていてもいまいち実感の沸かなかったその瞬間は一カ月が経とうとしている今でも本当のことだったのか分かりません。

 

僕がラブライブ!と出会ったのは2016年の2月。µ'sファイナルの2カ月前でした。

彼女たちを知った時にはもう"最後"が決まり、そして永遠にその姿をこの目に収めることは無いんだろうと思っていました。

それがまさか杞憂だったとは。

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ラスボス感とどこか感じる安心感

Day.1の僕は、µ'sを初めて目の前にしてただ茫然と立ち尽くすことしかできませんでした。

 

ずっと憧れた、その光景が目の前にあるのに。

沢山練習したけれど、でもそれをすることは無いんだと諦めたコーレスを今目の前でしているのに。

これでもかとタイミングを確認した、あの橙の時間が来たのに。

 

気が付けばµ'sは居なくなっていました。

 

でも不思議と後悔とかそういった感情はまったくありませんでした。

あったのはとても爽やかな心と大きな衝撃。

 

すごい。スクールアイドルってすごい。

そしてµ'sは本当に居たんだ。

ああ自分はµ'sが大好きなんだなぁ。

 

そんなシンプルな想いで僕の胸は一杯になりました。

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本当に色変えもせずにただ地蔵してました

 

と、伊波さんみたいになったDay.1とは打って変わって。

虹ヶ咲1stの大西さん並の切り替え具合でDay.2は臨みました。

 

キャスト側の事情もあって2曲とメドレーという形式だったµ'sパートでしたが、無印ライブ童貞の僕にはもうこれでも十分過ぎでした。

 

大好きな僕今を初めて目に収め、ずっと憧れていたノーブラのコールを出来た。

スタダも一緒に歌ったし、それ僕のほのクロールも一緒にした。

僕の中のユメノトビラは開いて、そしてキラセンで少し涙を流した。

 

もうこれ以上に望むものはありません。

あとは現地でオレンジに染まれれば本当に死ねます。

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次こそは現地で

 

 

さあここまでラブライブ!フェスを振り返って来ました。

 

改めて、本当に凄かった。そしてありがとう。

 

もうこのライブに関わってくれた全ての人間、モノ、機材にすら感謝を伝えたいくらい。

 

特に最終的なセトリを考え纏め上げた超ウルトラメガ有能にはいくら感謝しても感謝しきれません。

 

ラブライブ!の"歴史"を感じ、見る『Day.1』

ラブライブ!の"今"を体験する『Day.2』

 

先程も言いましたが、順番を変えただけでこの全く違う完成度。

脱帽、の一言。拍手。

 

フェスで印象に残っている場面は多々あります。

MCを忘れかける鈴木愛奈に合図を送り続ける逢田梨香子とか、ユメノトビラの歌詞を2日間とも間違い続けた飯田里穂とか…

 

でもまあそんな些細なのはどうでも良くて、

しかし書こうと思っていることは絞り込んでもいくつかあるのですが…

 

まずは、Saint Snowの口から発された「32人」という言葉。

言わずもがなA-RISEのことなのですが、それを"主役のライバル"という立ち位置にある2人の口から聞けたのがなんというかとっても価値のあることだなと思います。

 

A-RISEの3人がA-RISEとして表舞台に立つことはおそらくもう無いでしょう。

それは抗えないことなので仕方ないのですが、

でもその存在を作品内で同じような立ち位置で登場したユニットが再確認させてくれたのが僕はとっても嬉しかったです。

 

A-RISESaint Snowは全く対を成す扱いを受けています。

サントラのCDに曲が収録されただけのA-RISEと、シングルの発売が決定しているSaint Snow

アニメだけの展開で終わったA-RISEと、地元とされる街での自らの名を冠したライブを行ったSaint Snow

 

しかし、きっとA-RISEにもその機会はあったはずです。

再び3人が集まれる可能性があればきっと新曲がリリースされたりとかはあったはずです。

でもそれは単なる可能性であって、あの3人は劇中での存在として今に語られるままに終わっていました。

 

けれどもその存在にきちんとフェスという大きな場でまた触れた。

しかもその彼女たちに憧れた、という2が触れたのです。

 

なんだかグッとくるものがありますね…

 

 

2つ目はずっと「にこにこにー」を欠かさなかった徳井青空

まあそれ以上何も無いんですが、それを見て矢澤にこを感じたんですよね。

うん、本当にこれ以上何も無いんですけどこれだけは伝えたかった。

 

 

そして伊波杏樹という人間。

彼女がまるでシンデレラストーリーのような人生を送っていることは周知の事実ですが、フェスの最後に彼女の口から飛び出したのはラブライブ!が大好きです」の一言。

本人は下手なことは言えない、とMCで話す内容を紙に長ーく書いていたようですが、こっちの方が良かったと僕は思います。まあいつもの伊波節もいいんですけども!(伊波杏樹)

 

あの場で誰もが感じたあの言葉を伊波さんが代弁したことで、ラブライブ!フェスは(上手い言葉が思いつかないのでこの言葉を使いますが)"完成"したのではないかなと思います。

 

彼女の思ったことはフェス後のニコ生で聞けましたしね。

そう、声優ではなくラブライバー伊波杏樹が出てきたあのニコ生です。

 

まるで夢の様な時間だった、私もSSAラブライバーをしていた、一人でスノハレを体育座りで見て泣いていた。

 

これが伊波杏樹にとってのラブライブ!フェスだったんですね。

 

 

最後に、Aqoursにとってのラブライブ!フェス

僕はAqoursと一緒に居る時間が長いのでどうしても彼女たちのことが気になってしまうのですが、今回のこのイベントはAqoursにとってどんなものだったのかという話。

 

今までµ'sと比較され、時には叩かれていたAqours

そんな"比較の対象"と共に立ったこの舞台。

 

ライブ後のニコ生で「今までAqoursの歌を聞けなかった」という内容の手紙が紹介されていました。

Aqoursの歌を聞くとµ'sとの思い出が消えてしまうかもしれない。そんな恐れからフェスまでAqoursを避けていた人からの手紙でした。

 

こんな内容の手紙や話は今までのAqoursのニコ生やラジオなどではあり得ないものでした。

しかし、そんな話を出来るまでになった。

 

Aqoursはそういうところまでやって来た、ということですね。

そして僕たち、"ラブライバー"もそういったことにまた向き合うようになった。

 

そんなことに気付いたり、向き合ったり出来たのはフェスがあったから。

というのはまあ大袈裟かもしれませんが、でも少なからずフェスは一役買っていると思います。

 

Aqoursにとっても僕たちラブライバーにとっても、ひとつの節目のようなそんな場と時間になったのがこのラブライブ!フェスだったんじゃないでしょうか。

 

 

そしてそれはµ'sにとっても虹ヶ咲にとっても、Saint Snowにとっても、もちろんA-RISEにもそれは同じだった。

ラブライブ!シリーズ全体にとっての節目がこのイベントです。

 

32人とみんな、若しくはあなた、とこれまでの9年を振り返った2日間。

各々が得るもの、考えたこと、感じた想いがあったと思います。

 

 奇跡それは今さ ここなんだ
みんなの想いが導いた場所なんだ
だから本当に今を楽しんで
みんなで叶える物語 夢のStory

 

フェスで歌われたµ'sKiRa-KiRa Sensation!の一節。

 

まるで奇跡の様な、みんなの想い作られた導かれた場所

そしてそこでみんなが楽しみ、夢を見た

それは9人が、3組の9人僕たちと叶えた夢の物語

 

ラブライブ!最初の9年に相応しい舞台。

みんなで叶える物語の集大成

 

終わった後には、明日への期待が膨らんでなんだかいい気持ち

そんなスクールアイドルの祭典でした。

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SDSは…どこ…?ここ…?

 

 

 

ハロー!!!ラブライブ!

 さて、かくして大成功&大満足に終わったフェスですが…

 

その余韻に浸ったり、キャストの皆さんがSNSにアップロードする各々の写真でDay.3や.4を追体験していた僕たちにいきなり飛び込んで来た

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この超超超新展開。

 

フェスの一番最後の最後、キャスト全員がはけたところで

「新プロジェクト始動!!詳細はLoveLiveDaysを買え!!!(意訳)」

と意味ありげに投下されていた新プロジェクトの存在。

 

案の定フェス後のTwitterではラブライブ!も遂に男の方に…?」とかAqoursありがとうプロジェクト」とか、まあしょうもない大喜利が繰り広げられた訳ですが。

 

まああながち間違っていなかったその新プロジェクト。

 

『メインキャスト1名一般公募オーディション』、そして『私を叶える物語』

 

遂に来たか…といったところでしょうか。

伊波杏樹さんに代表されるように、昨今のラブライブ!シリーズのキャストは先輩グループの活躍、輝きを間近に見てそれを目指す人が多いのは周知の事実。

その流れを汲めば、まあ分からなくもないような…

 

「みんな」「あなた」、と来たらやっぱり次は、「わたし」

虹ヶ咲は今でこそ本流、ラブライブ!ファミリーですが、元はブシモ(もしくは蟹?)主導の亜流。

それに対して、この新プロジェクトは恐らく本流の、第三世代ラブライブ!

 

「お゜も゜し゜ろ゜い゜こ゜と゜に゜な゜っ゜て゜ま゜す゜ね゜ぇ゜~」(某店長)

 

僕は最高に楽しみです。

 

なんだか、面白いというか。アツイというか。

 

だって、今この瞬間にも、未来の「私」になりうる誰かが日本やもしかしたら世界中に居て、変わり始めた自分の未来に胸をときめかせているのかもしれない。

そう考えるだけでなんだかもうめちゃくちゃ嬉しくてアツくてエモくて…

 

今の中で、みんなの中で輝きを待っていた「私」が、

未来を変えてみたくなった、夢に気付いたばかりの「私」が、

見てるだけじゃ足りないと、生きてるとココロが叫んで、そんな「トキメキ」を胸に、

どうなるかは自分次第の明日を切り開いていく。

 

I ilve, I live LoveLive Days!!

ラブライブ!という「大好き」と一緒な日々

そんな「大好き」のために私は生きる。

 

フェスというひとつの節目、そして大きな転換点を経てラブライブ!はどんどんと進化していくでしょう。

 

さあ、次の9年の後には、果たして僕らはどんな景色を見るのだろうか。

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因みに参加資格はありませんでした



 

あなたちゃん…

そして同日に発表されたのが、

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なんと「あなた」ちゃんのご尊顔…!

 

え、何これは…

もうただただ刺さる娘なんですが…

 

僕の理想のヒロインですね…クォレハ…

 

いや、この「あなた」ちゃんは僕自身…いや、私自身!

つまり私はこんな可愛い女の子だった…?

ということで一人称を『私』にしようと思います(宣言)

 

まさか一人でフンフン独り言言いながら街を歩く様なわたしが、

まさかトップスクールアイドルをたらし続けているわたしが、

まさか笑いのツボが赤ちゃんなわたしが、

歩夢ちゃんに病的な程愛されているわたしが、

 

そんな見ためだったなんて…

自分のことのはずなのに、なんだか初めて見た気がするゾ…

 

ちょっとこのことについては別個で記事を書こうかなと思ってます。

なんか名前もまだ決まっていないみたいですしね…

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実は最初から歩夢の隣が謎に空いてるなとは思ってました

 

 

 

総括

なんか最後の方はやっつけ感が拭えませんが、とりあえずここ最近の話題に一通り触れてみました。

こんな長くなるつもりではなかったのですが…仕方ないね♂(レ)

 

ラブライブ!9周年イヤーの終盤に本当に沢山の物事が大きな音を立てて動き出した感じですね。

Aqours単体の発表会も来月にあるみたいですしね。

それぞれの仕事や活動が増えてきて、また一段と成長したAqoursがどんなことを僕たちに伝えてくれるのか楽しみです。

 

虹のユニットシングルµ'sの新シングルなど、もう本当に何から何まで待ち遠しいことがばっかり。狂いそう…!(歓喜)

 

こんなそこら中ラブライブだらけな、LoveLiveDaysがずっと続くことを願って。

最後にもう一度だけ言います。

 

私はラブライブが大好きです!

 

 

ありがとうございました。

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P.Sの向こう側…?

UNIT LIVE ADVENTURE 2020 CYaRon!First LOVELIVE! ~ Braveheart Coaster ~に当選しました。Day.2です。北九州です。

金は無いけど、もう行くしか無いでしょということで参戦します。

 

先のGuilty Kiss1stが凄まじかったのを耳にして本当に楽しみにしています。

生のOne more sunshine storyが聞ける?歌い、舞い踊る伊波さんを拝める??

 

(昇天)

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live “with You” 感想:遂に咲いた、9色の虹の”きせき”

超超超絶お久しぶりでございます。

 

プライベートで本当に色々とありまして、ブログどころではない三カ月を過ごしていました。

 

ということで半半年ぶりのブログ更新、トピックはもちろん…

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live “with You”

 

本当に凄かった!

9人の努力、葛藤、そして希望が垣間見える、とても人間味溢れるライブで…なんというか「始まったな」という感じでしたね。

正直舐めていたところと過小評価していたところがあったのですがそんな自分に石を投げつけたくなるようなそんなものを見せてくれました。

ということで、早速内容を振り返りつつ僕の想いを書き連ねていきましょう。

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(公式サイトから引っ張て来た画像なんでおにいさんゆるして)

 

セットリスト

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live “with You”

01虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 / TOKIMEKI Runners
– – – – MC1、幕間映像- – – –
02.上原歩夢(CV.大西亜玖璃) / 夢への一歩
03.上原歩夢(CV.大西亜玖璃) / 開花宣言
04.中須かすみ(CV.相良茉優) / ☆ワンダーランド☆
05.中須かすみ(CV.相良茉優) / ダイアモンド
06.桜坂しずく(CV.前田佳織里) / オードリー
07.桜坂しずく(CV.前田佳織里) / あなたの理想のヒロイン
– – – – MC2 – – –
08.宮下 愛(CV.村上奈津実) / 友&愛
09.宮下 愛(CV.村上奈津実) / めっちゃGoing!!
10.天王寺璃奈(CV.田中ちえ美) / ドキピポ☆エモーション
11.天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)/ テレテレパシー
12.近江彼方(CV.鬼頭明里) / My Own Fairy-Tale
13.近江彼方(CV.鬼頭明里)/ 眠れる森に行きたいな
– – – – MC3 – – – –
14.エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜) / Evergreen
15.エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜) / 声繋ごうよ
16.朝香果林(CV.久保田未夢) / Wish
17.朝香果林(CV.久保田未夢) / Starlight
– – – – せつ菜 アタック映像 – – – –
18.優木せつ菜(CV.楠木ともり) / CHASE!
19.優木せつ菜(CV.楠木ともり) / MELODY
– – – – MC4、幕間映像- – – –
20..虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 / Love U my friends

 

– – – – 本編終了- – – –

 

– – – – アンコール映像- – – –
EN1.

Day1.優木せつ菜(CV.楠木ともり) / CHASE!

Day2.中須かすみ(CV.相良茉優) / ダイアモンド

 

EN2. 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 / TOKIMEKI Runners
– – – – MC5- – – –

 

– – – – ライブ終了 – – – –

 

 

 

TOKIMEKI Runners

一曲目はやっぱりこの曲。TOKIMEKI Runners

Day1のステージがパッと照らされた瞬間に見えた9人の顔は総じて固く緊張した感じ。まぁしゃーないよなぁ。

 

この曲は絶対初っ端に置いてくるよな、と思っていたら本当にそうだったので僕はブチ上るというよりも、曲を聞くよりも9人の応援に熱が入りました。

 

曲自体は周知のようにラブライブ!の王道を往く「私たちならやれるよ」系曲で作詞は我らが畑亜貴大先生(虹ヶ咲楽曲で唯一)。

曲としては全てが安定しているこのTOKIMEKI Runners。実際にライブで聞いてみると感じたのは曲云々ということよりも「コールむずくね?」という至極単純な感想。

 Twitterや他ブログ様でも同じような感想を抱いた人が少なからず居て(どうやらテンポが従来のラブライブ!シリーズの楽曲よりも幾分か速いのがその要因らしいですが)そのように今までのラブライブ!シリーズとは違うという”虹ヶ咲らしい”曲、1stライブの一曲目に相応しい曲だと思いますね。

 

 

自己紹介&MC

虹ヶ咲の特徴は何と言っても若さを活かした元気なわちゃわちゃなのですが、ライブでもそれは遺憾なく発揮されました。

そしてみんな可愛いですよね。顔が強い。

 

ANNなどでもよく先輩の皆さんに言われていますが虹ヶ咲のコーレスは結構しっかりしています。(少なくともお花ぁ~まるぅよりは)

めっちゃくちゃ初期の頃にキャスト自身が考えて作ったものに改良を加えて今に至る、そんな虹ヶ咲のコーレスは色々と面白かったです。

 

例えば、中須かすみ(以下かすかす…否、かすみんですぅ!)こと相良茉優さん(以下まゆち)はかすみんのあの雰囲気と自分のギャップに少し恥じらいを感じていました。確かにあれはちときつい。

 

ギャップ、と言えば朝香果林(以下かりん先輩)のコーレスの際の久保田未夢さん(以下久保田先輩)のそれも凄かったです。

久保田先輩)の地声は可愛い系の声なのですがかりん先輩モードに入るとラブライブ!で一番R18に近いセクシーな雰囲気に包まれます。なのでコーレスの際(1日目か2日目か忘れました)にも「ちょっと待って、今(果林モードに)入るから…」と一度後ろを振り返っていましたね。

キャラが立つ役を演じるって難しい。

 

そうして虹ヶ咲ちゃんいいなぁと思っていたら、ステージ上に何やらボードを付けた人間が立っていたのは「えぇっ」と声を出してしまいました。異質過ぎる。

天王寺璃奈を演じる田中ちえ美さん(以下田中ァ!)が実際に璃奈ちゃんボードを着けるのは知っていましたがあんなしれっとやるとは思ってませんでした。

田中ァ!のコーレスには面白いところというかツッコミどころがいくらかあるのですが一番ツボだったのはボードを着けている所為で声がこもっていたところ。みんなでわちゃわちゃしてる時に明らかに一人だけマイクの音質が違ったのは本当に面白かった。

天使!天才!天王寺!(適当)

 

ボードを着けて声が曇ってしまう人が居ると思えばステージ上で寝だす人がいるのが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

彼方ちゃん起きて~の言葉と共に目を覚ますのは鬼頭明里さん(以下鬼頭さん)

目を覚ました後に「ハッ、ここは…」と聞かれるのがお決まりなのですが、今回はライブの会場が「武蔵野の森総合スポーツプラザ」とクッッッソ長いので回答がグッチャグチャでした。最寄り駅の飛田給の名前も聞こえてくる始末。

もっと短い名前の会場にして、どうぞ。

 

とこんな感じで進んでいき(全員分書くとキリが無いのでゆるして)ライブは本題に入っていきます。コーレスだけでここまで書けるほどキャラの濃い子たち、恐ろしい。

 

 

夢への一歩/開花宣言

ソロパートのトップバッターは上原歩夢役大西亜玖璃さん(以下あぐぽん)

僕の1stライブの思い出に強く焼き付いているのがこのパートです。Day1、Day2共にとても良いものを見せてもらいました。

 

この上原歩夢”というキャラクターは虹ヶ咲の9人の中で群を抜いて無個性が目立つ子でした。今でこそスクスタのお陰で「幼馴染キャラ」という不動の代名詞を手に入れましたが、スクスタのリリース以前は本当に何も無い子で(大西さんごめんなさい)、何でこんな子が主人公枠なんだろうと思ってしまうときもありました(大西さん本当にごめんなさい)。

 

そんな歩夢ちゃんですが、スクスタが世に出た瞬間「何だこいつ!?(歓喜)(畏怖)(恐れ)(驚嘆)」と言われるくらいにとんでもない子だったことが判明し、先日の新曲の投票でも3位に輝いています。

 

その彼女が歌う「夢への一歩」はスクスタの前と後でイメージが様変わりした曲ナンバーワン、と言っても過言ではないと思います。いやそうです(断言)

 

スクスタ以前は「この歌詞に出てくる”あなた”って誰だろうな」とか「歩夢ちゃんの頑張る姿を応援したい!」というような感想を抱くようなそんな曲でした。

僕は最初そんなに好きな曲ではなかったのですが繰り返し聞いているうちにあぐぽんさんのあの歌声が頭に気持ちよくなってきて、歩夢曲ってよりもあぐぽん曲なんじゃないかな?と思っていました。

 

が、スクスタリリース後、歩夢の激重幼馴染設定が明るみに出ると「”あなた”って本当に”あなた”だったのか…」とか「重すぎ(直球)」というようにこの曲に対するイメージがガラッと変わりましたよね…。

しかもこの曲、スクスタのストーリー内だとこの曲は「この人のための歌なんじゃないか」と思われていた”あなた”ちゃん自身によって書かれた曲だということが判明。

単に”あなた”ちゃんが幼馴染の歩夢ちゃんに対する率直な想いを綴った暖かなリリック、と解釈することも出来ますが、というかそれが普通ですが、二次創作と狂気的な愛の衝撃に侵され、囚われている僕には歩夢と”あなた”共々「く、狂っている…」と思わされる、否思わざるを得ないそんな恐ろしい曲。

 

スクスタリリース以前は『一途に頑張る歩夢を一生懸命演じるあぐぽんが正に「夢への一歩」を語り、そして踏み出す』、そんな印象を与えてくれたあの声も、今はあぐぽん姉貴の声質的に「どこまでも、一緒だよ?えへへ^^」とどこまでも追われるようにしか聞こえなくなってしまいました。

本当に色んな意味で凄い(恐ろしいの方が良いかもしれない)曲です。

大西さん本当にごめんなさい。

 

かなり脱線しましたが、ソロパートの一曲目に歌ったのはその「夢への一歩」

どんなものを見せてくれるのか…と楽しみ(?)にしていたDay1の僕の目にまず飛び込んで来たのは、緊張で不安でいっぱいなあぐぽんの顔。

ソロのトップバッター、待ち構える10,000人の観客…とそうなる要素はありまくりで当たり前の反応。

 

僕はその姿がどうしようもなく歩夢に重なりました。

 

そして曲は進みます。

震えた声と一生懸命なダンス、そして心ここにあらずと言ったようなあぐぽんの顔。

自然と感情移入して、一緒に緊張している自分がそこにいました。

 

何とか一曲目を歌い終えて、続く曲は2ndアルバムから開花宣言

僕はこの曲が大好きで、2ndアルバムの試聴動画を初めて聴いた時から「あっ、好き…」となるくらい好きで、歌詞に対して色々と思うところもありライブで聴くのを本当に楽しみにしていました。

 

そしてこの開花宣言に対して色々と想いを抱いていたのは歌っているあぐぽん本人も同じだったようで…

 

この曲の歌詞は「満開にはまだ程遠いけれど、精一杯咲こうとする蕾を一緒に育もう」という正にスクスタ歩夢にぴったりなもので、そしてその歌詞をハイトーンと感情豊かに歌い上げる大西亜玖璃は本当に上原歩夢そのものだなぁーとずっと思っていたのですが、まさかこの曲は大西亜玖璃本人のために書かれたと言っても過言では無いような曲だったとは…

 

「夢への一歩」から引き続き、緊張MAXで開花宣言に突入したあぐぽん。

この曲の最初の見せ場の初っ端のハイトーンはブレブレで、四分咲きくらい。

そしてどんどん自身が無くなっていくように声は途切れていき、遂には一曲目の最初から目に溜めていた涙が流れてしまい、二番のサビはところどころ歌えなくなってしまいました。

 

それでも彼女は懸命に踊り続けます。

 

この曲の二番の歌詞

 名もない花でいい 美しくなくたって
鮮やかな色ではなくたって
道端に咲く 私を見つけた人が
少しだけ幸せになれるように
咲き誇れ

 僕はこの歌詞を初めて聞いた時、凄くわかりやすく上原歩夢”を描いているなと感心したのですが、僕みたいな薄っぺらい人間なんかに刺さるものは僕よりももっと立派な人にはより的確に刺さっていたようで…

 

この曲の後のMCであぐぽんさん、いやここからは大西さんにします。

大西さんは「二番の歌詞は私に重なるところがあって…」と話しました。

彼女はずっと前から芸能活動をしており、中々報われてこなかったそうです。

 

そんな道端に咲く、いやまだ咲く前の蕾のような彼女の前に現れたラブライブ!という超巨大コンテンツ。そしてこのラブライブ!は彼女自身が愛してやまないものだったそうで。

 

晴れてラブライブ!の一員として「咲いて」いくことになった。

でも彼女はまた苦しみます。

 

「自分みたいな人が虹ヶ咲の先頭に立つような役回りをしていていいのか」

1st最後のあいさつで彼女はこうも話しました。

「私の所為で歩夢を、虹ヶ咲を台無しにしてしまうんじゃないか」

そんな不安を抱えていたんだとも。

 

そんな諸々の感情が積もり積もって、そして開花宣言の歌詞も相まって、ステージ上で涙を流してしまった大西さん。

想像するのもおこがましいですが、きっと彼女の心は不安と「ごめんね」の気持ちで溢れていたでしょう。

その証拠に落ちサビ前の合唱パート「みんな歌おう」の掛け声はもう本当に魂が抜けきったように見えたし聞こえました。

やっぱり満開には咲けないのかな、とも。

 

でも「そんなことないよ」と、道端に咲いているあなたの歌が、その笑顔が僕たちを幸せにするんだ。と彼女に伝えるかの如く響く大合唱。

勿論僕も歌いました。

応援と賞賛とその他書ききれないような感情を乗せて。

 

すると(少なくとも僕の目には)その10,000人の大合唱が彼女に届いて少しだけ自身を取り戻したように見えたのです。

そして彼女は歌い切りました。

 

四分咲きだけど最後まで歌い切ったのです。

割れんばかりの拍手と褒め称える声。

涙を流したまま、1日目の歩夢としての一人の舞台が終わりました。

 

歌がどうとか涙がどうとかそういうの関係無しに、あの瞬間の彼女は本当に歩夢でした。

そしてその姿を10,000人に見せたのです。

 

1stライブDay1のステージ、彼女としては色々と思うところはあるでしょうが、僕は本当に頑張ったとよくやったと思います。

彼女は、あの10分間の大西亜玖璃は、正真正銘上原歩夢”だった。そしてその魅力を余すことなく見せてくれた。

その証拠に、彼女の姿と歌で幸せを感じ、歩夢を推していこうと誓った人間が現にここにこの文章を書いているのだから。

 

ということで僕はDay1のこの瞬間から虹のイベントではライトピンクのブレードを振ろうと心に決めたのでした。

 

と、ここまでDay1の3曲目までを振り返っていますが、なんだこの文量は…(困惑)

色々と文句を付けられても仕方ないですね。反論のしようがないのでさっさとDay2に行きます。

 

Day2は前日のそれが嘘のように明るく元気な大西さんの姿が見られました。

前日涙を流した開花宣言も満開!…とは言いませんがでも九分咲きくらいにはなっていたのではないでしょうか。

 

両日で全く変わった様子だったこの二曲。

そして大西亜玖璃さんのこの作品に対する想いと姿勢。

先ほども言いましたが本当に僕の心に焼き付いています。

 

彼女自身が、大西亜玖璃自身が、歩夢そのものだったということを知らしめたこの二曲は彼女が虹ヶ咲を代表する器を持っていることを強く示している、と僕は思います。

 

今回のライブで僕自身大西さんへの思いがかなりたかまりました。

とても個人的なことになりますがきっとああいう顔がタイプなんですね。目が大きくてかわいい…

MCの際にはキチンと幼馴染ネタに触れていてポイント爆上がりですよ。

まゆちさんが「かすみんの先輩ですぅ!」と言ったときに「はいはい^^」と軽くあしらったのが皆さんの思い出に残っているようですが、僕的にはそのやり取りの最後に見せた「うふふ」というあの微笑にゾクリとして二日間で一番上原歩夢”を感じましたね(キモオタ)

 

大西重いんだよ!という声もありますが、僕は彼女を応援していこうと思います。

 

僕の心は、大西agree…

 

 

ダイアモンド/☆ワンダーランド☆

さて、たった二曲にとんでもなく文量を費やしてしまいましたがまだ三曲終わっただけです。

オタク特有の早口でここからも本気で駆け抜けていきますよ~(キモ)

 

”あなた”への愛の歌の後は、”自分”への愛の歌。我らがかすみんの登場です。

 

Day1は直前のアレのせいでたいそうやりにくそうに出てきたまゆち姉貴。

まぁそりゃああの後だったら誰だってそうなりますわ…

しかも間髪入れないでの登場だから尚更ですよ、でもあの登場は正直めちゃくちゃ面白かったです。会場の雰囲気もガラッと変わったしね。

 

そして彼女もまたとても緊張した様子で、開花宣言のあぐぽん姉貴に比べれば全く大丈夫ですが、心ここにあらずと言ったような面持ちでした。

 

歌は元気いっぱいのかすみん!なのですが踊りに覇気をあまり感じられない…といった感じで、でも「☆ワンダーランド☆」間奏の首を上下に振る、王様みたいな振り付けは逆にその覇気の無さのお陰で可愛さ倍増してた気がします。おかげでワクワク倍増だよ!

 

そして次は「ダイアモンド」

初めて虹ヶ咲の曲に触れたころ僕が一番好きだった曲なのですが、他のオタクのみんなもこの曲大好きみたいで盛り上がりが尋常じゃありませんでした。

L・O・V・E かすみん♡は楽しかったですよね。

 

そんなかすみんパートですが、僕は「かすみんが居る…!」と終始感動していました。

「いやこいついっつもステージ上にキャラ降臨してるな」と言われることは承知しています、でもそんな無責任に「〇〇ちゃんが居る」と言っている訳じゃあ無いんですよ。

 

というか彼女—まゆち姉貴に関してはかすみんパートだけでは無く、このライブの最初から最後まで一貫して中須かすみ”でした。

他のメンバーが皆我に帰るMCの際も常にかすみのキャラを忘れないであくまで中須かすみがステージに立っている、というように見せるまゆち姉貴。

 

僕がプロ精神を一番感じたのは一番最後のMC。

 

泣きながら自分の話をするのが殆どな中で彼女は

 

「はーい♡皆さん、今日は楽しんでくれましたかぁ~?」

\\\\\オタクの歓声/////

「かすみんも~…」

 

と真っ先に”かすみん”として話しはじめました。

 

本人も「今日は中須かすみちゃんとして立っている」と語っていました。

だから自分は最大限出さずに抑える。

 

そう振る舞う背景には…とここから先は僕の勝手な想像でしかありませんが、

その背景には先程の大西さんの様な思いがあったのではないかな、と。

 

コーレスのところで触れましたが、相良さんはかすみんのあの雰囲気と自分のギャップに少し恥じらいを感じていたように見えました。

まぁ単純に恥ずかしかったっていうのが一番だと思いますが、少なからず「自分が”中須かすみ”でいいのか」的なところもあったと思います。

そういうところもあって敢えて自分を表立って出していなかったのかもしれない。

 

そんなことないのになぁ…

まぁただの妄想でしかないのですが、ライブ中の彼女を見ているとそういう風に思えて仕方がなかったんですよね。

 

そういう意味ではこの後に起こったあの出来事は相良さんと彼女の中のかすみんに大きな自信を与えたのではないかな…

 

 

オードリー/あなたの理想のヒロイン

かすみんワールドの余韻に浸っていると何やらフィルムの音が…

そして中央の大きなモニターには”Audrey(筆記体)”の文字が。

 

続いては大女優の演技に酔いしれる時間。

桜坂しずく/前田佳織里の時間です。

 

彼女のステージには目を見張るものがありましたね。

正に”大女優”という言葉がピッタリ。本当に凄い(語彙力)

 

大女優を演じるしずくを演じる前田さん…

今回のライブでパフォーマンス自体に順位を付けるならこの「オードリー」は確実にトップ3には入りますよ。

 

トレンチコートを着て、傘を持ちながら歩く姿は彼女の低身長が手伝って本当にそこにしずくが居るという雰囲気をバリバリに醸し出していて、演出考えた人本当にありがとうございます。

彼女の何が凄いって、顔なんですよね。表情が本当に凄い。

じっと一点を見つめて何かを決意するようなあの顔は今でもすぐに思い出せます。

 

最初は孤独とか恐れとかそういった何も表に出さない、という決意を表すかのように固く貫禄に満ちた表情。そしてラスサビ前にトレンチコートを脱ぎ棄て、踊り出した後は希望に満ちた笑顔。

あのギャップを表情だけで僕たちに伝えてくる前田氏の表現力。それとただ衣装を着させるだけでは無く、「殻を打ち破る」的な意味を持たせている演出。

本当に圧巻、の一言。

 

そしてその豊かな表現力と圧巻のステージの前に僕たちオタクの雑なコールは付け入る隙も無く…

というかコールを忘れてしまう、ただただ目の前の桜坂しずくに集中するしかない、そんな状況でした。

 

それは二曲目の「あなたの理想のヒロイン」になってからも変わらず。

スクスタのしずくちゃん以上に表現豊かに”理想のヒロイン”を演じていて彼女のポテンシャルの高さに度肝を抜かれましたね。オフィーリアもびっくりですよ。

 

あの時あの瞬間はまさに、『人気の無い放課後廊下の隅の踊り場』でしたよ、いや本当に冗談抜きで。

観ている側を黙らせ、ひたすら”魅せて”いたこの前田佳織里桜坂しずくそのもの。

いや寧ろしずくを凌駕しているんじゃ…なんて思えてくる。

今までキャストとキャラは表裏一体だよなぁ、なんていつも言っていましたがまさか遂にキャラクターを超える逆ミーム汚染的なキャストが出てくるとは…

しかもこの人トークも面白いんですよね。それに大酒飲みだし。

恐るべし…前田佳織里

 

彼女の素晴らしいステージに、ジークジオン。

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友&愛/めっちゃGoing!!

初見時はけいおんかな?と思った「友&愛」。ちゃんと聞いたらめちゃくちゃ良い曲なんですよね。愛さんの人の好さが滲み出ています。

 

そして人が好さそうなのは演者の村上奈津美さん(以下なっちゃん)も同じで、というかこの人絶対実家もんじゃ屋ですよね…

愛さんなっちゃんは本当に同一人物なんじゃないかというくらい雰囲気が似ているんですよね。

 

そしてその彼女が歌う「友&愛」はトロッコ曲。みんなの近くに行くよー!とアリーナに繰り出していきました。

 

この曲のサビの振り付けが僕本当に好きなんですよね。

腕を大きく上に伸ばし横に揺れるアレです。一緒に踊るの本当に楽しかった。

 

そして渾身のダジャレ。

「ずーっと一緒に言おうね。だって君のいない愛だけじゃ、友&愛ってゆえなーい!!」と本当に気持ちよさそうに言うんですよね。

僕も愛してますよ、愛だけに。

 

そしてお次は「めっちゃGoing!!」

ステージに戻っての披露でしたが、彼女の楽しそうに踊って歌う姿は本当に見ているだけで僕たちも楽しくなれますよね。

間奏の「Going!Going!」というコールが「ボインボイン」に聞こえるなんてなんとも破廉恥な感想も散見しますがまあ確かに聞こえなくもない…(最低...)

 

風船が飛んだりして本当に楽しい時間でしたね。

それにしてもあの風船持ち帰った兄貴たちは今もあのまま保存しているんですかね…?

 

 

ドキピポ☆エモーション/テレテレパシー

恐らく最も安定したパフォーマンスを見せてくれた田中ァ!姉貴

よくあんな激しいダンスをしてあそこまで可愛い声でブレずに歌えるなぁと感嘆しましたね。

 

本人は「ダメなところがあった」と最後のMCで言っていましたが見ている側としてはそんなこと全く無かったですけどね。とてもかわいい、璃奈ちゃんボードにっこりんのお花マルだったと思いますよ。

 

何よりとっても楽しそうな田中ァ!が見ていてとっても嬉しかったし僕たちも楽しかったです。

 

「ビビビのビーム」で腕を斜めに伸ばしてのけぞるあの仕草、そして「わくわく とまらない~」と続くあそこのコール、どこを切り取っても楽しさMAXな曲でしたね。

 

そして続いては「テレテレパシー」

こちらもトロッコ曲でした。

 

感情を伝えるのが苦手な彼女がとっても楽しそうに、感情を丸出しにして会場中を回っていたのが本当に感動しました。璃奈ちゃんボードうるうる

 

そしてそんな自分自身の素晴らしいパフォーマンスに満足していない田中ァ!はこれからが楽しみですよ本当に。

 

 

My Own Fairy-Tale/眠れる森に行きたいな

この曲順は絶対この後のアレのためですよね。

 

彼方ちゃんは最初はちゃんと寝ずに登場してくれました。

そしてその姿のお美しいこと…

 

メインステージの二階部分(そう呼ぶのかは知らないけれど)に座っている鬼頭さんまじで美しいかったなぁ…

あそこで出てた煙も凄い良かったですよね。美しさを上手く引き立てていました。

 

世界観を上手く作り上げるあの歌唱力は本当に凄い。

「歌ってる時の鬼頭さんは口を余り開けずにあの声を出している」という意見をこの前見かけたのですが、言われてみれば確かにそうだなぁと。

あの幻想的で本当に夢の中に居るような歌声は口を大きく開けすぎると出なさそうですよね。それを踏まえてあの二曲を思い出すと彼女は本当にカリスマ声優ですよ。

実際彼女は今のところ一番”売れて”いる(人気がある)虹が咲メンバーでしょう。

 

そんな彼女は次の曲、「眠れる森に行きたいな」をスクスタのMV通りベッドの上で歌います。

そして案の定彼女は最後には寝てしまいました。

うん、これ絶対にこの為だけのセトリですよ。

 

 

Evergreen/声繋ごうよ

リアル南ことりこと指出毬亜さん(以下ちゅんるん)の演じるエマ・ヴェルデは雰囲気といい身長といいもうちゅんるんなんですよね。

 

そしてそのちゅんるん姉貴「Evergreen」はまさかの終始クラップをするという今までに無いタイプの曲。

そして歌うちゅんるんも今までに無いような真面目な顔をしていました。

今まで生放送では「はうぇっ」とか「ふああっ」とかそういう可愛いところしか見せてなかっただけにあのちゅんるん姉貴は新鮮に映りましたね。

 

次の曲、「声繋ごうよ」が始まる前、ちゅんるん「みんなぁ、うたおー!」と言うので「お、これは合唱曲かな」なんて思っていたらいきなり後ろから大量の子供たちが

 

まさかのラブライブ!シリーズ二つ目(らしいです)の、バックダンサー付きの曲です。

そしてそのバックダンサーは可愛い子供たち。スクスタキズナエピソードに則ったこの演出に涙がで、出ますよ…

 

一瞬にして声優のライブからNHK教育の朝の時間に様変わりしたライブ会場。

なんかあったかい雰囲気ですごくやさしい気持ちになれました。

 

ちゅんるん姉貴の歌のお姉さん感本当に、すこ(17ch)

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優勝!!

 

曲の終了後に「エマちゃんへ」と子供たちからお手紙を貰ったそうで、練習の時から優しいお姉さんだったのかなと思うと本当に、本当になんかあったかい…

 

エママー!!!(脳死)

 

 

Wish/Starlight

先程とは打って変わってここからはオトナの時間

子供がついさっきまで出ていたのにいきなり深夜ドラマをやるって、倫理的に大丈夫なんですかね…

 

「Wish」久保田先輩スゲーの一言でした。

感情移入し過ぎて涙を流すってあなた舞台女優かなんかですか?

 

弱い自分を見つめて欲しい、というメッセージを僕たちに届けてそして涙する彼女は正に朝香果林そのものでした。今回何回目ですかねこの下り。

でもそうやって一々言うくらい9人みんなが力を秘めてるんですよね。

しかしその力はまだまだ未熟。

それはキャラクターの9人も、キャストの9人も同じ。

 

その中で9人でおそらく一番こういう場を経験してるであろう久保田未夢がこの歌に、そしてこの場に感極まるというのは印象に深く残りました。

 

その涙が嘘かの様に吹き飛ばすsexyな曲、それが次の「Starlight」です。

まさにかりん先輩のためにあると言っていいこのオトナな曲を久保田先輩はこれまたセクシーに歌い上げました。

これと同一人物がここ最近のスクスタでエママのおっぱいちゅーちゅーしてるなんて…

f:id:nozoyoshiko:20200210003936j:plain画像は本性を現したクソザコナメクジ

 

CHASE!/MELODY

恐らくこのライブで一番の盛り上がりを見せたであろうこの二曲。

 

この二曲とも最近の最近まで「なんでせつ菜でこの歌詞なんだ?」と今一首を傾げてしまうような曲でした。

でもその謎を解決してくれたのはやっぱりスクスタ。

 

「大好きを大切にして欲しい」というのは初期の頃からせつ菜が言い続けてきたことですが、スクスタのストーリーが進むにつれてその”意味”がやっと分かってきました。

 

『なりたい自分を我慢しないでいいよ』

一曲目、CHASE!のサビの歌詞。そう彼女が伝えたいことはこれなんです。

スクールアイドルという本当の自分を隠していたせつ菜

彼女は本当に大好きなスクールアイドルを我慢して過ごしていました。

それを救い出したのは他でもない"あなた"——つまり僕たち自身。

そんな僕たちに対する感謝の気持ちが楠木ともりさん(以下ともりる)の歌声にはこもっていたかもしれませんね。

 

その「CHASE!」に繋がるのが次曲、「MELODY」

1stライブ前に公開されたエピソードで、生徒会長を降ろされ追い詰められたせつ菜が自分の”大好き”を伝えるために歌う曲。それが「MELODY」という曲です。

 

向き合う勇気をいま 手に入れたいんだほら
ちゃんと言葉にしてぶつけてみよう
心繋いで歌うよ!

ラブライブ!は本当に当たり前のことを改めて気付かせてくれますよね。

言葉にしないと何も伝わりません。それは何にでも言えること。

最近とても心当たりがあることがあったのでとても心に刺さります。

 

そしてこれらの曲を歌うともりる姉貴もこれを歌うのに相応しい。

本当にこの人僕と3つしか年離れてないの!?と思ってしまう程によく出来た人です。

 

「自分の”好き”を大切にしているか、他の人の”大好き”を尊重しているか」

大好きを世界に広める、という野望を持つせつ菜を演じる彼女が言うからこそ重みがマシマシになるこのセリフ。

それを言い切れるともりるのそのエネルギー。

彼女はそのエネルギーを発揮して僕たちをどこまで連れて行ってくれるのでしょうか。

 

 

 

Love U my friends

もうこの曲に関しては言うことはありませんね。

凄い、神、優勝。

 

それぞれがそれぞれを尊重し、高めあう。それを象徴するのがTOKIMEKI Runners

だからこそあの曲は皆がバラバラの衣装で踊っている。

 

だからこそその彼女たちが9人揃った衣装で歌い踊る「Love U my friends」は本当に僕たちの心に深く焼き付いています。

 

正直あまり覚えてないんですよね。よくある『ライブの思い出は忘れやすい』ってやつです。

 

サビの腕クルクル回すのが可愛かった(小並感)

 

 

アンコール

アンコールはまさかの投票制。

これには度肝を抜かれました、ここまで徹底して個人戦なのか…

 

1日目はせつ菜。まあ当然だよな、というのが率直な感想です。

もう一回「CHACE!」を聞けて嬉しかった(小並感)

 

2日目のアンコールはまさかのかすみん

かすみんパートで触れた中須かすみ相良茉優の距離感について。それがここで回収されます。

あのどこか自身無さげだったダイアモンドは先ほどよりかは幾分輝いて見えました。

ステージに出てきた瞬間のまゆちの顔。本当に嬉しそうで、僕も良かったね…良かったね…と嬉しかったです。

 

 

僕的には歌よりもその前のムービーの方が思い出に残っています。

エママのダチョウ倶楽部ほんとすき。

 

 

 

ま・と・め

 今回の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会1stライブ。

本当に凄いものを見せてもらいました。

 

最後のあいさつ、そこで語られたのはそれぞれのずっと秘めてきた想い。

今までの投票に対する想い、他のメンバーと自分の違い、そして”大好き”への想い…

 

またまた個人的なことになるのですが、僕は彼女たちを見て不思議と高校の学校祭を思い出していました。というか、目の前のパフォーマンスがまるで自分のクラスの出し物の様に感じられたのです。

 

完璧、とは言えないけれど一生懸命この日のために準備してきた。みんなで、9人と"あなた"で作り上げたステージに自然と感情移入していたんですね。

まあ僕はこのライブを何百キロも離れた映画館から衛星中継で見ていただけなんですけど…

でもそんな気持ちにさせてくれた彼女たちのポテンシャルですよ…

 

要するに何を言いたいかというと…

ニジガク"人間くさい"

 

そしてそこが良い。

 

熱血青春アイドルアニメそれがラブライブ!シリーズ。皆さん本質を忘れていませんか?

キャストの人間くささがその”本質”を更に引き立てます。

 

若さ、可愛らしさ、個々の力…と虹ちゃんの魅力は数えきれないほどありますが、

今回のライブでは特に9人のハングリー精神、というかやるったらやる!というような、上手く言葉に出来ないのですがそんなものをまざまざと見せつけられた気がします。

そして僕はそれに"人間くささ"を感じたのです。

 

それにはやはり彼女たちの辿ってきた道が大きく関わっているのだと思います。

 

今まで彼女たち9人は本当に報われてきませんでした。

せっかく大好きなラブライブ!シリーズの一員になれたのにあまり表立って活動することが無く、やることと言ったらランキングとは名ばかりのキャスト自身の人気投票とYouTubeの動画の撮影。

彼女たちを支えるファンは居ましたがそれでも彼女たちの鬱憤は晴れなかったと思います。

 

元はと言えばスクスタのために結成された虹ヶ咲。

でも肝心のスクスタのリリースは遅れに遅れ…気が付けば最初のリリース予定からは1年半近く立っているんじゃないでしょうか。

 

"PDP"から待ちに待たされ、放置されていたんじゃないかとも思えた数年間…

 

そんな彼女たちの晴れ舞台、それがこの1stライブ

 

本当に輝いていました。それは今までの全てを晴らすかのように…

 

そしてそんな彼女たちへのご褒美(そしてスクスタ遅延の功罪)、と言えるのがこの、

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虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会アニメ化、なのではないでしょうか。

 

田中ちえ実の口から語られた「虹ヶ咲にアニメ化の予定は無かった」という事実。

今まで僕らが冗談として話していたそれはまさかのホントのホントの事実でした。

 

スクスタのための9人はあくまでスクスタの中でしか輝けない。それは抗えない運命。

 

でもそれは覆された。

彼女たちは「応援してくれる人たちのお陰」と言いますが、僕はそれは違うと思う。

 

全ては虹ちゃんの、いや虹ヶ咲の、彼女たち自身の頑張りの成果です。

 

9人が一生懸命取り組んだから、理不尽に立ち向かったから、ずっと笑顔を見せてくれたから。だからこの”アニメ化”という道が開けた。

 

それは”奇跡”でもあり、また彼女たちが作った”軌跡”だ。

なかなか咲くことが出来なかった9色の花は遂に、自らの力で、咲くことが出来る。

 

そしてそれを僕たちに、”感謝”という形で伝えてくれた。

 

本当にありがとう。

彼女たちが繰り返し口にしたそれは僕たちの台詞だ。

 

9色の花は、9色の虹へ。

その瞬間を見届けるために、僕は彼女たちの”軌跡”を追いかけていこうと思います。

 

 

 

……と本編はここで終わりなのですが……

さて、これを書いている時点で今は2019年12月31日の23時45分です。

書けない書けないと言ってライブからもう3週間近く経っていますね…

 

遅れたこと、最後の方は適当になっていること。

そして何より13000字を超える記事になったこと。

 

果たして読んでいる方はいらっしゃるのか分かりませんが、色々と無駄に長くなってしまったことを謹んでお詫び申し上げます。

 

そしてここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

さあ、次はフェスですね。

一体何が起こるのか、想像も出来ないのでフェスへの期待に心を膨らませて、ここらへんで筆を置こうと思います。

 

とびきりの明日へ。トキメキ!!!

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※2020/02/16 編集&追記

 

『スクスタ』、遂にリリースへ

 僕の誕生日の翌日である昨日、9月17日ラブライブ公式側からとんでもない”サプライズプレゼント”がアナウンスされました。

 

それは…

 

”スクスタ”リリース日(仮)決定!!

 

日付が変わって今は18日ですが、

突然の発表には度肝を抜かされた人、やっとか…と胸をなでおろした人、遅いわクソ蟹と悪態を吐いた人、様々な反応があったと思います。

 

僕は公式発表の前にTwitterで流れていた情報を頼りに、App StoreのKlab gamesのページで『9月30日リリース』という情報にたどり着きました。

 

”スクスタ”の存在が初めてアナウンスされたのは僕の記憶が正しければ、Aqours2ndツアーの埼玉公演。2017年の8月のこと。

そしてそれから2年が経ち、ここまで本当に長かった。

 

色々と文句を言いつつも待っていて良かったですよ、本当に。

 

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だって、こんな光景があと二週間後には見られるなんて。控えめに言って最高。

ずっと夢見ていた景色がすぐそこにあると思うと楽しみでたまりません。

 

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そしてやっと…ようやっと、虹ちゃんたちが輝ける場が出来るんです。

嬉しいなぁ…(感無量)

 

今まで公式から発表があった情報を色々と見てみると、このスクスタというゲームは先代のスクフェスとは大きく異なったものになりそうな気がします。

新作ゲームの内容考察は難易度激高なのでしませんがかなり面白い内容に仕上がっているんではないでしょうか(半分希望的観測)。

また、YouTubeで公開されているAqoursの『KOKORO Magic "A to Z"』のゲーム内PVのクオリティも高く肝となるライブパートも楽しくなりそうです。

本当に早くリリースして欲しいっすね…

 

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個人的にはこのエロゲーみたいなかすみんを早く攻略したいです。

この子こんな顔するんですね…意外です。

 

虹の推しを決めかねている中、2ndアルバムの『☆ワンダーランド☆』でかすみんに心が動いていたのですが…もう完全に虹の推しは中須かすみちゃんで行こうと思います(決意)。

 

こういうまだ見たことないような29人の表情を見ることが出来ると思うと、ワクワクしまくりです。ほんとにリリースあくしろよ。

 

 

さて、もうほとんど秒読みとなった”スクスタ”

おそらく今週開催の(そしておそらく最後の)スクフェス感謝祭2019」での正式なリリース日と詳細内容のアナウンスを経て、増税諸々の対策を以て10月にサービス開始となるのではないでしょうか。

 

今まで一種の「出る出る詐欺」や待っている側を必要以上に不安にさせるやり方での情報の小出しを繰り返し、一種の”幻”や”都市伝説”の様相を呈していたこのゲームが、遂に世に出るという現実がいささか信じられませんが、ラブライブの新たなステージはもうすぐそこに迫っている。

 

心の準備はもうずっと前から出来ています。

が、しかし…実は個人的にまだ準備できていないことがひとつ。

 

僕はスクスタ発表がされた時から2年間ずっと、「スクスタリリースまでにスクフェスのランクを300にしてやるぜ」と周りに宣言していました(Twitterでも幾度となく言っています)。

 

この宣言はいわばスクスタが当分出ない・出る見込みが無いという状況だからこそ言えたことだったのですが…リリースがもうすぐそこに迫った今、焦っている自分が居ます。

 

現在ランクは285近辺だったはずなので無理な話では無いのですが…正直面倒ですいや有言実行できるようにしたいと思います。ハイ。

がんばりゅびい⌒°( ・ω・)°⌒

 

そんなどうでもいいことは置いといて…

 

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みんなで叶える物語、「あなた」と叶える物語。

≪ひとつの光≫は大きな≪輝き≫となり、≪ときめき≫を生み出す。

 

27人と作り上げる、新たな物語はここから始まる。

 

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』

 

2019/9/30 START!!(予定)

誕生日の自分と向き合ってみよう。

お久しぶりです。

 

虹の彼方を垣間見てから実に84日間、三カ月ほどブログを更新していませんでした。

 

プライベートの方でかなり色々とありまして…はてなブログの方から「ブログ更新しろやゴルルァ」という催促のメールが届いたり、ラブライブ関連で様々な動きがあったのでずっとずっと更新はしたかったんですが、本当に忙しくて全く触れませんでした

…本当ですよ?三日坊主とかでは断じてありません(遠い目)

 

さて、そんな超久しぶりの更新ですが、実は今日2019年9月16日は僕の誕生日でして、そういうのもあって久々に書こうと思った次第であります。

 

”誕生日”というのは実に不思議なもので、小さな頃はとっても楽しみだったのに、ここ最近はとっても悲しくなってしまう一日です。

 

昔はなんとも言えない特別感というか、なんだか一日中ずっとキラキラしていて、そんな希望に満ちた一日が永遠に続くような気持ちになれました。

まあ、そのキラキラは次の日にはもう消えているんですが、でもこれがまた来年も来るんだ!と思うと意気揚々と次の一年へと新しい一歩を踏み出せたものです。

 

しかしどうでしょう。

いつからか”誕生日”が憂鬱になっていました。

いや、憂鬱では無いんですが…どこか残念というか。どことなーく哀しい気持ちになる日へと変貌していたのです。

 

その原因はいくつかあるんでしょうが、一番わかりやすいのは、自分の好きな作品のキャラクターの年齢を越してしまったと気が付いた時。

 

エヴァのシンジくん、ポケモンのタケシ、ハルヒに善子、千歌っちに穂乃果、けいおんのHTTの面々、そしてシャア…

 

こいつらこの年齢だったのか…と思うと同時になんだか「戻れない」ことに対する哀しみを感じてしまいます。

 

それが一体何に「戻る」のかは自分でも分からないのですが、「もう戻れないんだなぁ」と思うのが僕の誕生日です。

 

そのうち、エヴァミサトさんクレしんのひろし、宇宙兄弟の六太なんかを追い越して、気が付けば波平さんなんかと同年齢になっているのかなと思うとますます「戻れない」ことへの恐れや哀しみが深くなってしまいます。

 

人がどうやってフィクションを見つめるのか。それは見る人の数だけ解がある方程式のようなものなのだけど、僕の場合は「こんな風になりたい」と思ってしまう。端的に言えば「感情移入」っていうものなんだろうけども、それとは違うんじゃないかなと。

 

エヴァのシンジくんのように理不尽の中で生きる道を見出してみたい。

ポケモントレーナーになって誰もいない野原で相棒と一緒に冒険がしたい。

けいおんみたいに唯一無二の親友と音を奏でたい。

古典部みたいなインテリジェンスな部活で日常の中の非日常を生きたい。

脱出不能のデスゲームで停滞を打ち壊す英雄になりたい。

新海作品のような儚くて切ない距離のある恋をしたい。

スクールアイドルになって終わらない青春を謳歌したい。

 

挙げればキリがないが、こんな願望を、絶対に叶うはずのない願望を抱きながら、僕はいつもPCの電源を切ったり本を閉じたりしている。

 

そしてそのあとに「戻れない」と感じるのだ。

その戻れないにはきっと様々な意味がある。

自分が思っている以上に意味を持っているであろうこの感情。きっといつになってもついて回るんだろう。空しいかな。

 

それを少しでも和らげたい。「戻れない」から「戻らなくてもいい」にしたい。

心のどこかでそんな気持ちがある。きっと無視すると本当に「戻れなく」なるこの気持ちを後悔したくないから、この一年はそれに向き合ってきた。

その結果として84日間もこのブログを更新しない事態が起こったりしたのだけど、それはまた別の話。

 

きっと千歌の「輝きたい」に似ているこの気持ち・感情、ここ最近は節目節目でより一層感じるようになった。そして、今日のこの誕生日という一年の節目にまた大きく自分の心を揺れ動かしている。

 

「戻れない」誕生日を無駄にしたくないかな。

 

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誕生日に関して、もうひとつ。

僕が生まれたのは9月16日なのですが、正確に言えばその日の15時59分なんです。

 

いやー中途半端。

 

五カ月前に書いた自己紹介でも「自分は中途半端で~」なんてことを言ってますが、元を辿ればそこから来たんじゃないかと。

 

そう、僕はきっと中途半端マンなんですね。

『普通怪獣ちかちー』みたいに『中途半端マン』なんですよ。

 

そしてそんな自分に嫌気がさすのがこの誕生日なんです。

 

「戻れない」と同時に「劣化」を感じるのが”誕生日”の恒例となりつつあります。

 

中途半端な自分の一年を振り返り、「昔はこんなんじゃなかったんだけどな」「昔は宝の山だけど、今は消化不良のウンコの山じゃん」とまだ就職もしていない学生の身分で思ってしまう。

 

決して思っているつもりは無いけど、心のどこかでそんな自分をかっこいいとか思ってしまっている自分が居るのかな、なんて考えて。そしてその自分にも劣化を感じてしまい…

 

めちゃくちゃ意味のないことをしてるとは分かっているのだけど。

そしてその気持ちも解決せずに思うだけ。解決せずに終わってしまう。ないがしろにして引き出しにしまってしまう。

正に、THE 中途半端。

 

そんな「中途半端」から来るのが、「戻れない」なのかもしれない…今ふと思いました。

 

何事も解決せずに、後回し後回しにして。そしてそのツケが回ってきたらあの時に戻れれば、と中途半端な自分を憎みつつ、戻れないことを後悔する。

 

負の連鎖ここに極まれり。

 

はぁー、なんなんだろうか。

 

気づいたら気づいたですんごく心に来ますね。

 

59分生まれの男は果たしてどうしたらいいのか。

今答えを出しても結局忘れそうな気がするから、とまーた後回しにしようとする自分がいるし。かと言ってここで決めても確実にそんなの順守しないだろうし。

うーん、この。

 

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5分ほど考えました。

今は「戻る」話をしないで「進む」ことを考えようかなと思います。

 

思えばこの1年は「戻りたい」ことも多かったけど、それ以上に「戻らなくてもいいや」が多い1年だった気がします。

 

交友関係も、自分の進路も、趣味も…なんでもかんでも後悔は少ないです。

 

別次元の”彼ら”には到底及ばずとも、自分の年齢を鑑みれば人並みに楽しくて実りのある1年だったかな、と。

 

じゃあ、戻る必要は無い。進むしかないじゃないか(希望)

 

ここ数年だと幾分かマシだった前の一年。立ち止まって振り返って、それに気付けただけ完璧とは言わずとも中途半端ではなくなったと思います。

 

人並みな一年から、(勿論良い意味で)並外れた一年に。

 

なってください。いや、するのは自分か…

 

 

 

さて、自分語り満載なこのブログにまた僕の三か月分の自分語りが吐き出されてしまいました。まあ誰も見てないしいいか。

 

「中途半端」を脱却するためにもこのブログはこまめに更新していきたいと思います。書くネタも大量にありますしね。何から手を付けて言いのやら。

 

最後に。

昨年を振り返ると本当に良いことばっかりで楽しい1年間でした。

次の一年もそれが持続するように。もっと好転するように。つまらなくて中途半端な自分を変えられたらいいな、と思いながらまたひとつ年を取ることにします。

Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~  感想:『虹の彼方に…』

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あの熱狂と感動…

 

もう2週間も経つんですね。

 

そしてなんで2週間も書くの放置してたんでしょうかね…

 

Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ 。

4thを超えた先に見えるAqoursの新しい世界、方向性を示してくれた、そんなライブだったと思います。

 

正直言うとDay1後にまとめたやつ↓

nozoyoshiko.hatenablog.com

これに僕の言いたいことはほとんど詰まっています。

虹とかなんとかこんとか。大体これです。

つまり2日間通しての発見のほとんどはDay1にありました。

 

なので言いたいことはそんなに無いんですが、少し書き留めておきます。

 

 

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(2日目の虹には1日目ほどの”輝き”を感じなかったのは僕だけでしょうか)



君ここ、初の未歌唱

これはかなりの衝撃でした。

Aqoursを象徴する曲、紅白でも歌ったこの曲をまさか歌わないなんて。

 

君のこころは輝いてるかい?

虹がかかった先で歌ったこの曲。

今回のライブにはぴったりのはずでした。

 

今…みらい、変えてみたくなったよ!
だって僕たちはまだ 夢に気づいたばかり

 

常に成長し続けるAqoursを象徴するようなこの歌詞。

でも果たしてどうだろうか。

 

輝きはもう自分の中にある。

それを自覚したAqoursにはこの歌は似合わない。

 

ひとつひとつの思い出たちが大事なんだ
ずっとキレイな僕らの宝物だよ

 

大事なことを忘れていましたね。2期とそれを再確認する劇場版。

それをわかっていたら君ここは歌わないかもしれないと想像は出来ました。

灯台下暗し。

 

考えに考え込まれたセトリ

今回のライブで一番唸らされたことがこれです。

ライブ後、15日のCYaRon!生放送でも

 

「僕らの走ってきた道は・・・の”道”とスリリングワンウェイの”ウェイ”。

この2つは…かかっております!」

 

と伊波さんが仰っておりましたが、

 

僕らの走ってきた”道”は・・・

スリリングワン”ウェイ”

見たことない夢の”軌道” 追いかけて(青空Jumping Heart )

と見事な3連コンボ。

他にも

 

最高! 
(One more chance time!)
言われたいみんなにね 
(最高だと言われたいよ)
Dance now! Dance now!

というSELF CONTROL!!の歌詞から

Saint SnowのMCで「最高!」と観客に言わせたり

 

アンコールにユニット曲を持って来て、

 卒業ですね(AZALEA、3年生2人)

Guilty!?Farewell party(Guilty Kiss、3年生1人)

サクラバイバイ(CYaRon!、3年生無し)

 と3年生を見送るまるで卒業式のようなことをしたり

 

とにかく粋過ぎなセトリです。

Aqoursのライブは一つの物語、とDay1で語りましたが正にこのライブだけの

 

ぜったい消えないステキな物語

 

これを見せてくれましたね。

 

逢田梨香子の言葉

Aqoursのお騒がせ女王こと我らがりきゃこ。

彼女は5thのMCにてとても不穏な言葉を残しました。

 

「(ライブが)終わらなければいいな、ずっとできれば……と思うけど、私たちは前に進んでいかなければいけません。ずっとAqoursのことを好きでいてくれたらうれしいです」

 

ライブでの告知や直近に大きなライブ(ランティス祭りなどは除く)が無い状況でのこの発言は僕たちを大いに不安にさせてくれました。

一体どういうこと…?そんな先行きの見通せない中で飛び込んできたのは

 

 この斉藤朱夏さんの発表。

そして

 高槻かなこさんからもこんな発表が。

 

僕はあの言葉の「ずっとAqoursのことを好きでいてくれたらうれしいです」の部分だけを見ていたけれど、りきゃこの言葉の真意は、それより前にあったんだ。

 

思えば逢田梨香子自身も

 アーティストとしての門出を飾った。

 

不安になる必要なんて無かったということがすぐに分かりました。

私たちは前に進まなければならない。この言葉が全てです。

 

アニメでも曜ちゃんが「未来のことに憶病にならなくていいんだよ」と言っていました。そうだよ、その通りだ。

 

だからセトリにJump up HIGH‼︎という曲があったのかもしれない…?

なんて深読みしすぎるのは早とちりかもしれないけれど、9人それぞれがとんでもないポテンシャルを秘めているAqoursがそれぞれの道を進み始めるのは至極当然。

 

ひとりひとりは違っていても同じだったよ
いまこの時を大切に刻んだのは

 

りきゃこが言いたかったのはこういうことですね、きっと。

 

忘れない 忘れない 夢があれば
君も僕らもなれるんだ なりたい自分に
忘れない 忘れない 夢見ること
明日は今日より夢に 近いはずだよ

 

夢があれば、大好きがあれば、なりたい自分になれると、伊波さんは言っていました。そしてAqoursの9人自身もそれを体現しているのです。

 

そんなAqoursが次に見せてくれるのは未体験HORIZON

虹を超えた先に広がる地平線の彼方には、果たして何が見えるのか。

 

Next SPARKRING!!

Aqoursのライブはひとつひとつ振り返ってみると綺麗に表題に当てはまるようになっている、と僕は考えています。

 

Step! ZERO to ONE

HAPPY PARTY TRAIN 

WONDERFUL STORIES

Sailing to the Sunshine

そして「Next SPARKLING!!」 

 

ここまで読んでくれている方ならもうお気付きだと思いますが、

Aqours 5thはNext SPARKLING!!の曲そのもの。

 

こんなに綺麗にまとまったライブ、本当に製作側はすごいですね。

脱帽の一言。自然と次のライブへの期待が高まります。

もう待ちきれない。あくしろよ。

 

 

さて

次にAqoursに会えるのはいつなのか、それははっきりと分かりませんが

ネクスパを聞けば答えはおのずと現れてくるんじゃないかと

 

止まらない 止まらない 熱い鼓動が
君と僕らはこれからも つながってるんだよ
止まらない 止まらない 熱くなって
あたらしい輝きへと手を伸ばそう

 

先へ進まなくちゃ、それしかないからね。

 

 

Aqoursとライブ関係者の皆さん、おつかれさまでした。

そしてあんなすごいライブを、ありがとう。

Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ Day1 感情の書き留め

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まず一言。

 

みんなさ、すげーよ、ほんとに。

 

まだ一日目だけど二日分の、いやそれ以上のものを見せられた感じです。

 

LVでの参加でしたが目の前で起こってること全部に驚かされる、そんなライブでした。

 

思うところはいろいろあるのですが、取り敢えず今日のところは何を見てどんなことを思ったかを非常にざっくりと書いておきます。

 

 

さて、僕のAqours 5thが終わった直後の感想は

「あー、これは本当に劇場版のライブなんだな」

これでした。

 

正直に言いますと、満足度的には90/100くらいです(現時点で)

セトリ、演出、11人の表情…どれをとっても申し分無い、完璧な完成度のライブでした。

でも、なんか不完全燃焼。

 

気持ち的には劇場版を初めて見終わったときに感じたアレと同じでした。

 

それは何故か。

いつものAqoursのライブにあるもの。つまり、物語が無かった。そんな気がします。

もちろん、ライブ自体は劇場版の流れに沿って進んでいました。が、なんかいつもと違うなーと首を捻りながらLV会場から帰って来ていました。

 

思い返してみると今回のライブからは「物語」という要素はかなり切り離されていたような気がします。

振り返りムービー的なのはありましたけれど、あくまでも「あっただけ」。

鈴木愛奈さんが「劇場版を背負ってのライブ」と発言されていましたが本当に背負っていただけ。

 

うーん…いや、ちょっと違いますね。ここまで書きましたが一回忘れてください。

 

~仕切り直して~

 

5thライブには「物語」、ライブ中でのストーリー確かにありました。

しかしそれは「ラブライブ!サンシャイン!!劇場版」では無かった。

これが僕の違和感の正体です。

 

確かに劇場版で使用された曲は使っていました。

しかしそれはあくまで「使っていた」だけ。

蓋を開けてみれば基となるはずの「物語」とは全く別の「物語」が展開されていました。

 

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僕の考えたセトリ。

全く意識していませんでしたが自然と「劇場版の物語」に沿ったものとなっています。

 

しかし実際のセトリはこれに掠りもしないようなものでした。

 

「僕道ではじめて、イタリアに行って逃走迷走してHSNやってママを説得して、日本帰って来てから決勝戦の延長戦をやって、最後はネクスパで大団円!!」

 

なんて素人の考えるものには仕上がっていなかったのです。

 

この劇場版準拠のライブをするとひとつのゴールにたどり着きます。

そのゴールとは、ずばり「3年生の卒業」。

 

「限られた青春の中でいかに輝くか」、それがラブライブというシリーズ全体のテーマであり課題。絶対に抗うことの出来ない宿命です。

 

しかし、Aqoursは4thライブで、Thank you FRIENDS!!で、「終わらない」ことを明確に僕たちへと示してくれました。

 

それに前々回あたりで(僕が勝手に)提唱したラブライブ・ユニバースという世界観がこれから始まるのにAqoursは終わっていられません。

 

劇場版の劇中で6人で続けていくという話にはなっていますが、かと言って現実のAqoursにもそんなことは出来ません。したらとんでもないことになりますよね。

そんなことになったら僕は死んじゃいますよ(断言)

 

ということでアニメ版Aqoursと同じ結末は辿れない。

だから違う世界線を作った。

その結果として全く違う「物語」が展開された。

 

これ企画してる人どんだけ頭いいというか気が利くというか…

やっぱりすんげえライブなんですね。

 

それを踏まえて5thライブを振り返ると今まで腑に落ちなかったのに急にストンと心の中に落ちてきます。いやーすっきりした。

 

 

他にも言いたいこと目白押しです。

 

まだ明日もあるのであんまり話さないけれど

演出が本当に凄かったですよね。すごかったんですよ。

○○で○○が○○したり、○○まで○○を○○するとは…

挙げたら明日のライブ開演まで止まらなくなりそう。

 

詳しいことは明日以降にしますが、

 

どうしても今日の内に書き留めておきたいことがふたつ。

それは伊波杏樹の言葉、そしてあの「虹」のこと。

 

 

のぞよしこのプロフィール欄に尊敬する人物「伊波杏樹」と設定してあったような気がします。(うろ覚えだからなって無いかもしれないけど)

 

これはふざけたりしたとかそういうのじゃ無くて、本心です。

 

自分の夢のままに生きて今を全力で輝く。目の前の困難にも逃げずに立ち向かう。

伊波杏樹が演じる高海千歌伊波杏樹自身であり、伊波杏樹高海千歌で…

誰もが認める、Aqoursのリーダー。

 

それが伊波杏樹という人間です。

僕が人としてとっっっっても尊敬している方の一人。

 

そんな伊波さんは今日のDay1でこんなことを仰っていました。

 

「好きなものを好きでい続けることは難しいことってみんな知ってると思う。

みんなそれぞれ思うこともあると思う。

でも、みんなにはAqoursを好きだと言って欲しい。

私のはじまりはラブライブ!だという気持ちでした。」

 

なんでこの人はこんな胸に刺さることしか言わないんでしょうか。

色んなタイミングで自分の好きなもの・ことから手を引かなければいけなくなることはまあよくあることです。そうやって人は成長していきます。

 

でも、本気で好きなものを手放さなければいけなくなったとき。

自分はそれをすんなりと手放せるだろうか。

 

NOと言いたいところだけど、実際それが難しいのが現実。

 

でも伊波さんはNOと言えた。

だから今彼女はああやって輝いてる。

 

自分の好きを通すことの大切さ。

大事だって思っていても蔑ろにしがちで、それを間違ってると思うこともあるかもしれない。でも自分を大事にしようよ。

 

伊波さんのメッセージは僕のこころにぐさりと刺さりました。

ありがとう。

 

 

 

そしてもうひとつは「虹」のこと。

 

スクリーンを見ていたら最初はほんのスタンドの一角の光の集合だったものがどんどん大きな虹色になっていきずっと、あっ…あっ…となっていました。

あれだけの人数で自発的に起こったことが伝播していきひとつのものを創り出すのはそうそう無いことですよね。本当にすごい。

 

そんなことを考えていたらふとこんなことが思い浮かびました。

 

サンシャイン!!アニメ内で幾度となく「奇跡」の象徴として描かれた「虹」。

その「奇跡」は次元を超えて僕たちNO.10のもとにも降りてきました。

みんなで、10人目のみんなで創り上げた虹はまさに「奇跡の産物」。

 

今まで僕たちは登場人物と一体になるキャストたちを見て応援してきました。

このラブライブ!というコンテンツは僕たちファンとキャストとの二人三脚で進む、唯一無二のものだと僕は思っています。

彼女たちと共に輝きを追って来た4年間。

そして遂に僕たち10人目の存在も物語に大きな「奇跡」を起こしたのです。

 

あの数万人で掛けた大きな虹はまさしく今までキャストたちが見せてくれたもの、そのものでした。

彼女たちが見せてくれた「奇跡」を今度は彼女たちに見せてあげることが出来たのです。

 

上手く言葉に出来ないけれど、ラブライブ!だからこそ起こせた次元の超越。

No.10という存在と言葉の意味。

見事に全てがひとつに繋った瞬間。

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Over the next Rainbow.

明日、Day2の虹を超えて見える景色は一体どんなものなのか。

 

「奇跡だよ!」

そう言える結末を期待しています。