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ラブライブ!シリーズの話題を中心に自分語りや感じたことを書き留めていきます

Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ Day1 感情の書き留め

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まず一言。

 

みんなさ、すげーよ、ほんとに。

 

まだ一日目だけど二日分の、いやそれ以上のものを見せられた感じです。

 

LVでの参加でしたが目の前で起こってること全部に驚かされる、そんなライブでした。

 

思うところはいろいろあるのですが、取り敢えず今日のところは何を見てどんなことを思ったかを非常にざっくりと書いておきます。

 

 

さて、僕のAqours 5thが終わった直後の感想は

「あー、これは本当に劇場版のライブなんだな」

これでした。

 

正直に言いますと、満足度的には90/100くらいです(現時点で)

セトリ、演出、11人の表情…どれをとっても申し分無い、完璧な完成度のライブでした。

でも、なんか不完全燃焼。

 

気持ち的には劇場版を初めて見終わったときに感じたアレと同じでした。

 

それは何故か。

いつものAqoursのライブにあるもの。つまり、物語が無かった。そんな気がします。

もちろん、ライブ自体は劇場版の流れに沿って進んでいました。が、なんかいつもと違うなーと首を捻りながらLV会場から帰って来ていました。

 

思い返してみると今回のライブからは「物語」という要素はかなり切り離されていたような気がします。

振り返りムービー的なのはありましたけれど、あくまでも「あっただけ」。

鈴木愛奈さんが「劇場版を背負ってのライブ」と発言されていましたが本当に背負っていただけ。

 

うーん…いや、ちょっと違いますね。ここまで書きましたが一回忘れてください。

 

~仕切り直して~

 

5thライブには「物語」、ライブ中でのストーリー確かにありました。

しかしそれは「ラブライブ!サンシャイン!!劇場版」では無かった。

これが僕の違和感の正体です。

 

確かに劇場版で使用された曲は使っていました。

しかしそれはあくまで「使っていた」だけ。

蓋を開けてみれば基となるはずの「物語」とは全く別の「物語」が展開されていました。

 

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僕の考えたセトリ。

全く意識していませんでしたが自然と「劇場版の物語」に沿ったものとなっています。

 

しかし実際のセトリはこれに掠りもしないようなものでした。

 

「僕道ではじめて、イタリアに行って逃走迷走してHSNやってママを説得して、日本帰って来てから決勝戦の延長戦をやって、最後はネクスパで大団円!!」

 

なんて素人の考えるものには仕上がっていなかったのです。

 

この劇場版準拠のライブをするとひとつのゴールにたどり着きます。

そのゴールとは、ずばり「3年生の卒業」。

 

「限られた青春の中でいかに輝くか」、それがラブライブというシリーズ全体のテーマであり課題。絶対に抗うことの出来ない宿命です。

 

しかし、Aqoursは4thライブで、Thank you FRIENDS!!で、「終わらない」ことを明確に僕たちへと示してくれました。

 

それに前々回あたりで(僕が勝手に)提唱したラブライブ・ユニバースという世界観がこれから始まるのにAqoursは終わっていられません。

 

劇場版の劇中で6人で続けていくという話にはなっていますが、かと言って現実のAqoursにもそんなことは出来ません。したらとんでもないことになりますよね。

そんなことになったら僕は死んじゃいますよ(断言)

 

ということでアニメ版Aqoursと同じ結末は辿れない。

だから違う世界線を作った。

その結果として全く違う「物語」が展開された。

 

これ企画してる人どんだけ頭いいというか気が利くというか…

やっぱりすんげえライブなんですね。

 

それを踏まえて5thライブを振り返ると今まで腑に落ちなかったのに急にストンと心の中に落ちてきます。いやーすっきりした。

 

 

他にも言いたいこと目白押しです。

 

まだ明日もあるのであんまり話さないけれど

演出が本当に凄かったですよね。すごかったんですよ。

○○で○○が○○したり、○○まで○○を○○するとは…

挙げたら明日のライブ開演まで止まらなくなりそう。

 

詳しいことは明日以降にしますが、

 

どうしても今日の内に書き留めておきたいことがふたつ。

それは伊波杏樹の言葉、そしてあの「虹」のこと。

 

 

のぞよしこのプロフィール欄に尊敬する人物「伊波杏樹」と設定してあったような気がします。(うろ覚えだからなって無いかもしれないけど)

 

これはふざけたりしたとかそういうのじゃ無くて、本心です。

 

自分の夢のままに生きて今を全力で輝く。目の前の困難にも逃げずに立ち向かう。

伊波杏樹が演じる高海千歌伊波杏樹自身であり、伊波杏樹高海千歌で…

誰もが認める、Aqoursのリーダー。

 

それが伊波杏樹という人間です。

僕が人としてとっっっっても尊敬している方の一人。

 

そんな伊波さんは今日のDay1でこんなことを仰っていました。

 

「好きなものを好きでい続けることは難しいことってみんな知ってると思う。

みんなそれぞれ思うこともあると思う。

でも、みんなにはAqoursを好きだと言って欲しい。

私のはじまりはラブライブ!だという気持ちでした。」

 

なんでこの人はこんな胸に刺さることしか言わないんでしょうか。

色んなタイミングで自分の好きなもの・ことから手を引かなければいけなくなることはまあよくあることです。そうやって人は成長していきます。

 

でも、本気で好きなものを手放さなければいけなくなったとき。

自分はそれをすんなりと手放せるだろうか。

 

NOと言いたいところだけど、実際それが難しいのが現実。

 

でも伊波さんはNOと言えた。

だから今彼女はああやって輝いてる。

 

自分の好きを通すことの大切さ。

大事だって思っていても蔑ろにしがちで、それを間違ってると思うこともあるかもしれない。でも自分を大事にしようよ。

 

伊波さんのメッセージは僕のこころにぐさりと刺さりました。

ありがとう。

 

 

 

そしてもうひとつは「虹」のこと。

 

スクリーンを見ていたら最初はほんのスタンドの一角の光の集合だったものがどんどん大きな虹色になっていきずっと、あっ…あっ…となっていました。

あれだけの人数で自発的に起こったことが伝播していきひとつのものを創り出すのはそうそう無いことですよね。本当にすごい。

 

そんなことを考えていたらふとこんなことが思い浮かびました。

 

サンシャイン!!アニメ内で幾度となく「奇跡」の象徴として描かれた「虹」。

その「奇跡」は次元を超えて僕たちNO.10のもとにも降りてきました。

みんなで、10人目のみんなで創り上げた虹はまさに「奇跡の産物」。

 

今まで僕たちは登場人物と一体になるキャストたちを見て応援してきました。

このラブライブ!というコンテンツは僕たちファンとキャストとの二人三脚で進む、唯一無二のものだと僕は思っています。

彼女たちと共に輝きを追って来た4年間。

そして遂に僕たち10人目の存在も物語に大きな「奇跡」を起こしたのです。

 

あの数万人で掛けた大きな虹はまさしく今までキャストたちが見せてくれたもの、そのものでした。

彼女たちが見せてくれた「奇跡」を今度は彼女たちに見せてあげることが出来たのです。

 

上手く言葉に出来ないけれど、ラブライブ!だからこそ起こせた次元の超越。

No.10という存在と言葉の意味。

見事に全てがひとつに繋った瞬間。

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Over the next Rainbow.

明日、Day2の虹を超えて見える景色は一体どんなものなのか。

 

「奇跡だよ!」

そう言える結末を期待しています。