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ラブライブ!シリーズの話題を中心に自分語りや感じたことを書き留めていきます

【Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL】感想&函館散策 3

ラブライブは…遊びじゃない…!!

 

のぞよしこです。

 

いろいろ語っているせいで遂にPart3に突入してしまったこの約1年前に行った全く持って「遊びじゃなかった」、そんな函館弾丸日帰り旅行を振り返る企画。

Part1、Part2とまだ見ていないよ、という方はこちらから。

nozoyoshiko.hatenablog.com

nozoyoshiko.hatenablog.com

 

それじゃあ、姉様に会いに函館の街にくりだすずらよ~

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ラブライブの生きる街、HAKODATE

さて、前回函館UCが終わったところで筆を置いたので、その続きから。

ライブが終わり、何人かの方とエンカして、同趣味の友を持つ喜びが胸いっぱいに広がります。そんな嬉しい気持ちのまま函館アリーナを後にします。

空もいい感じに夕焼けに染まり終盤に差し掛かってきたこの旅を演出します。

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函館市電と夕空の五稜郭タワー。いとおかし。

この市電、中身がオタクで溢れかえっていましたがライブ後の興奮であまり気になりませんでしたね。今考えるとくさそう(ごめんなさい)。

 

市電に揺られること十数分、目的の場所にやってきました。

それは…

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金森赤レンガ倉庫です。

サンシャイン2期8話『HAKODATE』内でルビィ理亞へ「一緒に大好きなおねえてゃあに曲を届けよう」と愛に溢れた提案をした場所がここ。

リアルタイムで観ていて「函館でライブぅ!?くぁwせrftぐじこlp;@:「」」と道民ライバーに人権が与えられたことに狂喜乱舞したそのシーンの舞台が目の前にあって少し不思議な気分になったことを覚えてます。

まぁ昼にもラッキーピエロで一回来てるんですけど、写真の通り夕日に照らされて全く違う建造物に見えてました。中国人多いのは変わらないけど。

 

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ここには貼りませんが、何を思ったのかこの海を見ながらねそべり鹿角姉妹と一緒に黄昏ている写真が手元にあります。本当に何がしたかったのか。

多分よっぽど嬉しかったんでしょうね。

 

さて次に向かったのはこのベンチ。

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ただの草の生えまくったベンチですがこれは分かる人には分かる、そうアレです。

先ほどと同じく2期8話に登場した、ダイヤさんがルビィと語り合うあのベンチです。

こちらも倉庫前と同じく姉妹愛に満ち満ちているスポットになっています。

函館のベイエリアは愛で溢れていますね。All you need is LOVE.

 

そんなこのベンチですが愛は愛でも作品に愛を注ぐラブライバーの皆さんでも満ち満ちていまして、あの日は本当に沢山の人が来ていました。

傍から見たらただのベンチをスマホで撮ってニヤニヤしてる変態集団ですね。

 

そしてその次は、

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八幡坂です。

もう言わなくても分かるくらい有名なところです。

Awaken the powerをみんなで歌った、あのめちゃくちゃ彩られていた坂。

Saint Aqours Snowという最強のスクールアイドルユニットの誕生とその非の打ち所がない曲に僕は2期9話の放送日、「言葉って いくつも知ってるはずでも こんな時出てこないんだね」という状態に陥りましたが、その彼女たちが踊り歌ったところを目の前にしてまたその状態になってしまいました。

11人の面影を前にして「本当にラブライブは生きているんだな」と、たぶんそんなことを感じ取ったんだと思います。

 

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そして感動しながら茶房 菊泉へ。

ねそべりが大量に並んでいて可愛かった(小学生並みの感想)。

この建物の雰囲気から外装、何から何まで全部アニメのままでサンライズの力の入れようには本当に脱帽しました。本当にすごい。

 

ウン千万ドルの夜景(?)

さてそろそろ日も暮れてくるし時間も無くなってきたし、ということでこの日帰り旅のグランドフィナーレとなる函館山にやってきました。

ロープウェイに乗り頂上を目指します。

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目の前に広がる大パノラマ。

窓側最前列に陣取ったんでずっとこの景色見てました。GWに来たけど劇中だと冬場だから空気澄んでもっと綺麗に見えるんでしょうね。

 

頂上に着くと大量の中国人。

展望台にも中国人が溢れていてまともに景色が見られない。

人混みの中に突っ込む勇気も体力も無かったんでベンチにでも座ろうと思ったらどこのベンチも空いていません。人多すぎずらよ。

 

やっとこさ見つけたのは屋外の吹きさらしのベンチ。

仕方ないのでそこに座って休むことにしたのですが、ここで問題が起きます。

 

帰りのロープウェイに乗れない!!

まさか大量の中国人で溢れていたのが伏線だったとは…

風が吹いてきて寒くなってきたのと僕たちの下山のタイミングが最悪のタイミングで重なってロープウェイが数時間待ちになっていたのです。

 

しかしここは一大観光地HAKODATE、交通手段はひとつではありません。

下山のためのバスがありました。有能。

便数はたくさんあるし、もう降りても疲れているので他の聖地回る体力はありません。

なので冷たい風が吹き荒れる中、夜景を眺めつつ各々好きなことをして楽しみます。

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これは一見の価値ありますね…

夜景の写真を撮るために中国人をかき分けようと奮闘しましたがこれが限界でした。

 

友達のいる例のベンチに戻りそろそろバスに乗ろう、と声を掛けると野球ゲームの通信対戦をしているから終わるまで待ってほしいと言われました。

まあすぐ終わるだろうからいいか、と思って待つことにしました。

 

が、なんとこの試合が終わりません。

お互い0-0のまま延長に突入。時間がどんどん過ぎ、僕らが日帰りで旅行を終えられるタイムリミットの終発のスーパー北斗の発車時間が迫ります。

僕の不安を煽るかのように風が強くなりますが試合は終わりません。

駅に向かうバスで終発に間に合うのはとうとうあと次の一本だけになります。

さすがにまずい、そう思っていると…

 

うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!

 

15回の裏、劇的なサヨナラホームランで試合は幕を閉じます。めちゃあつ。

そして終わるとともにバス停へダッシュ。間一髪のところで乗車できました。

 

本日2回目のリアルぶる~べりぃとれいん

乗れたはいいものの、ドキドキが止まりません。

もしこのバスが少しでも遅れると僕らは函館で野宿…

やんやんそんなのだめよ(緊迫)

たいへんっ バスよいそげ!(懇願)

ふあんなキモチがいっぱい 函館山バス(迫真)

 

と祈るように頭の中で歌っていたら案外早く着きました。

なんだよめちゃくちゃ余裕じゃん。よし、じゃあハセガワストア焼き鳥弁当でも食べながら帰りますか!

ということで駅近くのハセガワストアへ…がなんと営業時間外!!

期待していたものを食べられないと絶望しながらそういえばバス停から結構距離があったなぁ…と時計を見ると、なんとあんなに時間に余裕があったのに発車まであと15分。

 

これはいけない。

函館駅に続く一本道を全力疾走します。急いでばっかりですね。

 

でもなんだか走っていて笑いがこみ上げてきました。

よくわかりませんが楽しくなってきたのは僕だけじゃ無いみたいで後ろと前を走る友達2人も笑っています。3人で大爆笑しながら函館駅に向かって5分間走り続けました。

あの時感じた爽やかな気持ち、あれは今思うと青春してましたね。

笑顔ならいつの日も 大丈夫!!

 

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そしてなんとか間に合いました。

本当によかった。

もう改札がはじまっていて本当にギリギリでした。

 

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8時ちょうどのあずs…では無いですが、

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帰りは261系車両でした。

 

ドタバタの函館弾丸日帰り旅行、なんとか帰路につけました。

もうヘトヘトなのでみんな口数がすごく少ないです。

発車するなり寝る人、死にそうな顔でギリギリ駆け込んだ駅のセブンイレブンで買ったサンドイッチを食べる人、車窓を眺めながら1日を思い返す人…

 

楽しかったね…春…

 

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札幌に着いたのは日付が変わった後でした。

駅で各自解散、これにて終了。

 

これが僕、のぞよしこの函館UCの1日です。

思い出しながらいろいろ書き出しましたがすんごい濃いですね。

この次の日には川の清掃ボランティアに行ったのが信じられないくらい濃密。

言葉に出来ないくらい楽しい1日でした。

 

Awaken the Power

始まるときは終わりのことなど

考えてないからずっと

続く気がして 前だけ見つめて

走り続けてきたから

 

今回の函館UC旅行、全てはSaint Aqours Snowのこの歌詞から始まりました。

僕たちのあの1日もこの歌詞の通り次に起こることを楽しみに突っ走った。

 

ドコへ ドコへ 

次はどこへ行こう?

 

この1日でもっと大好きになったAqoursSaint Snowは僕たちにこれからどんな景色を見せて、そして連れて行ってくれるのだろう。

 

2つのグループの目覚めるパワー、すなわち『Awaken the power』

留まることを知らない大きな輝きを追って、またいつか僕は旅に出ます。